![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c1/5aaea1d7cb20be5c0227e5e0c096399d.jpg)
(2017.02.25訪問)
我が家に初めてクルマが来たのは昭和四十五年、納車当日スグ成田山不動尊へ行き安全祈願とお祓いを受けたきり、その後はとんと
ご無沙汰、当然今乗っている「迷車大和路号」も安全祈願のお祓いは受けてません。「軽」こそやらねばと突然気になり今日行って
まいりました。成田山不動尊の祈祷所は広く、駐車場も整備され山内のなんとキレイなこと。ほぼ半世紀後の変わりように目を剥き、
お祓い後、山内を目一杯巡り写真撮りまくりの一日でした。
▼山門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/17/b0d111bc458cca2c7f4e0980c45ee969.jpg)
[ 成田山不動尊大阪別院明王院 ]
●山号 成田山 (なりたさん)
●寺号 成田山大阪別院明王院 (なりたさんおおさかべついんみょうおういん)
●宗派 真言宗智山派 (しんごんしゅうちざんは)
●創建 昭和九年 (1934年)
●本尊 不動明王坐像 (成田山新勝寺の分霊)
▲入山料 境内自由 朱印 300円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲大阪府寝屋川市成田西町10番1号 Tel.072-833-8881
▲ http://www.osaka-naritasan.or.jp
▲京阪電車「香里園駅」下車徒歩15分
京阪バス「香里園駅」から「成田山不動尊前」下車
国道170号線「成田山境橋口」交差点を東へまっすぐ
▼このお寺大体寺号が長いんですが、石標は寺号短く刻されています。
このお寺、明王院と云う寺号初めて知りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/33/7432285d12bd689ab0b2112fafe9e9dc.jpg)
成田山不動尊大阪別院明王院縁起 [ 成田山不動尊大阪別院明王院HPから抄出 ]
関西の大本山成田山新勝寺への信仰は古く、明治時代からは信徒がさらに増加、大正時代には大阪庶民の信仰の中心である千日前
「水かけ不動」近辺に、成田山不動堂があった程でした。 当別院の歴史は、大阪地区への成田山別院建立の声が高まる中、当時大本
山成田山新勝寺の大篤信であり大阪府知事の実弟でもあった田辺真弘氏が、関西信徒を代表して大本山へ願い出られた事から幕を開
けました。別院建立の敷地に関しては、古くより大阪方面から「鬼門」に当たるという事で開発の遅れていた香里の地が選定され、
京都の鬼門、比叡山に延暦寺があるように、大阪の表鬼門であり京都の裏鬼門となる香里の地に、守護神として霊験あらたかなる成
田山の不動明王をお祀りする事で、この地の発展も祈念する事になりました。そして、昭和九年(1934年)京阪電気鉄道株式会社か
ら広大な境内地と堂宇が寄進され、大本山成田山新勝寺のご本尊不動明王のご分霊を勧請、遂に関西熱誠信徒待望の成田山大阪別院
明王院(成田山不動尊)が誕生したのです。
▼山門右に阿形獅子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fc/3aadd9085ce29873bf0434f12965ad79.jpg)
▼左に吽形獅子、この獅子には角があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/29/5eb9189004691c9676bfde319265dd45.jpg)
▼一間寂しそうな境内に見えますね、決してそうじゃないんです、お参りの方は結構な数でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c1/8d849ca6f438e917c28a7c1e120a0f56.jpg)
▼センサー付き手水舎。近寄るとお水が出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/12/175402f1d41b4686fdfabd89c42d17a1.jpg)
▼本堂への参道口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/90/66decaf1246e832f914d1cee4074bab2.jpg)
▼白漆喰のっぺり袴腰の鐘楼。右は関西お笑い芸人の供養に建てられた笑魂塚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a6/d890388b35509a7f2a53343dbb52ca9d.jpg)
▼香台の獅子も真っ黒ケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f4/52858b1eb59486fe31a37f44d7e7719b.jpg)
▼どうですこの本堂。複雑な屋根の造りになってますネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/07/18aa38172c0a4a113bf3450f4044f0f3.jpg)
▼本堂正面です。なんとまぁ朱の鮮やかなこと。平成二十四年に塗り直したと聞きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/7d/0ce8ae96cf409cb6e137cb4c92244fc3.jpg)
▼山号が書かれた扁額。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/05/ff570904054a9e4ff9c98a68a7dc03a4.jpg)
▼折しも僧侶方が本堂へ向われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a5/d27991adddc7365ce796ff15f201c7ff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b4/5f0748f75af8934791bdb50ab35300bb.jpg)
▼法要が始まりました。朝のお務めです。外陣には参拝者でイッパイです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d1/f89001d745b1a78cff3ab52dd9053557.jpg)
▼須弥壇中央に本尊不動明王坐像がキリッと睨みをきかせてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ef/5cdd26c5b8ff06bd6d53284ce01bcd44.jpg)
▼不動明王。お願いしまくってやっと撮影OKを頂きました。しぶとく粘れば自ずと道は開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/40/0350ac478239c33fc855391daa90b2aa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/79/7427ac04962d969f7cc9edcf73f615a6.jpg)
▼大屋根の妻と向拝、貫には彫刻だらけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e6/ba849ceaf32088434ffa4982821e98e4.jpg)
▼向拝の彫刻。鳳凰、龍、ペルシャ唐草などまるでカラリングの見本のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/52/687ef3f68a5e075e67e6bb03ea4c942d.jpg)
▼貫彫刻の中央、二匹の龍が絡み合ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/cc/40cdfb93b0140e16d40af0d9f071a62e.jpg)
▼右の龍。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/25/6bc5dae3ea6c6fc294b27a380d2c365e.jpg)
▼左の龍。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c4/ebe18463087901dcb7dd754775c6e651.jpg)
▼お勤めが終わった後片付け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/45/f504c776c1339ba82581e7a1bb7246f6.jpg)
▼僧侶方がお帰りになります。行きは五人で帰りは四人、お一人どこへ行かれたのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d4/df4cbccdf5658cb5c8c708fa7c5d0c8d.jpg)
▼本堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8f/b87091b034fc521149ffdddcb1cc2414.jpg)
▼本堂階段脇に祈りをこめた千羽鶴。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/39/e1c01a9c99d2a40220532cee0994656a.jpg)
▼最近のビンズルさんもファッションに敏感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/86/065092b05fa2d10e2eec20cb3d8ddefa.jpg)
▼本堂裏面に胎蔵界大日如来坐像がおいでです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/30/b2de4aa7e495c2b1aece16f7ef0a2ce7.jpg)
▼本堂外縁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a2/56488b807e0bcaa8230625bd912791bf.jpg)
▼充実したお土産売り場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b9/db4a0119d528cc6d1c108fe841bdb0da.jpg)
▼本堂裏手に出世お稲荷さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/86/55b110020e7bb5e37ef189ec386634d4.jpg)
▼大師堂。大きな一間向拝が付く入母屋造で銅板葺のお堂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7d/7a86b1b83245bba0c329e3fc98fcbd4d.jpg)
▼お大師さんへの願いをこめて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/97/3f58659cea5d6a6df7a92b2291bc3e08.jpg)
▼大師堂扁額。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/be/a3d39dfe1cb0d65008782bbc04ad6197.jpg)
▼内陣。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e8/061c047b259d763f5f094af7a15cfafd.jpg)
▼外陣天井はお花がイッパイ。この写真少々変なんですけど……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/60/6dd92fed16adbf3e8bdc5da134489dde.jpg)
▼内陣の祈祷台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/26/93d85bdda8f00559b26a25beae52f64b.jpg)
▼内陣の荘厳と須弥壇の三尊。中央弘法大師空海さん、左理源大師聖宝さん、右興教大師覚鑁さん。
それぞれ真言宗にはなくてはならない超人です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8d/9c0cc91ae1b04553f68c20c7f56ee1cc.jpg)
▼中尊の空海さん。玉眼がランランですネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7a/a1221ef75b7f4e4cea20305ab74e67cf.jpg)
▼天蓋の瓔珞も賑やか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/72/f72c3831c9b77c68d9dd0ce4c47dcbbc.jpg)
▼大師堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/33/e5a59d1c8c1326fc2060f64277e0bbb8.jpg)
▼大師堂前にいつもいらっしゃる修行大師像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/be/aff1db1a9848d7687c3b53cabbf7154a.jpg)
▼境内の一角の五重石塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e2/441f3d72a9cccb8a52a08c11ea070726.jpg)
▼八十八カ所巡りも出来ますヨ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3e/d4f4248a74bb90f0d0dfa9a72e0cac56.jpg)
▼高千穂峰へ降臨した瓊瓊杵の宝剣をお祀りかと思ったのですがどうも違うようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f0/efff5248695095ef8a272053d7be084e.jpg)
奥の院へ行ってみましょう。
▼石段先を左に折れると奥の院です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6d/88a3b837c8cb89e21acee62fb68a1b29.jpg)
▼こんなトンネルが……、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/2f/99d4b4d8ace145c2eabb0b5b1a559c48.jpg)
▼いこかいこまいか不気味に暗い……、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/91/c2abd7c6284ef0c301097efce22ef787.jpg)
▼30mほど先、殆ど真っ暗の中に金剛界大日如来が祀られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ff/7fb24b9cc54f1b444b8dfb8b6e400446.jpg)
▼外へ出てホッとしたところで岩場にお不動さんが……、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/89/c4fe57d0925b5bf3eac4f5db6c554837.jpg)
▼滝行場があるんですが、水は落ちてません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/db/c268adea24ff6ffc820a9330d4078593.jpg)
▼なかなか迫力のあるお不動さんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/9a/8045b5513ebd374384af419549c175da.jpg)
▼境内に戻って参りました。境内から見た寝屋川市街です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/00/0f1475b80d2fb47b675892d21c3de785.jpg)
▼護摩とか厄除け祈祷をお願い所、お朱印もここで戴きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ce/dfee25ce8e5f0d90c614ea52e28a4a9e.jpg)
▼山門横に交通安全祈祷所。
今はクルマが少ないようですネ。ココで団体祈祷とお祓いを受けます。
晴れて「迷車大和路号」無事祈祷お祓い終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/28/4ad761a16e798d9439fce131357b6cea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/73/2add46ac3f5f08ed790bf59dcc8c6f8a.jpg)
交通安全は成田山不動尊の願い [ 成田山不動尊大阪別院明王院HPから抄出 ]
日本初の人車一体の交通安全祈念のお寺です。一度に100台の車両を収容可能な交通安全祈願専用の祈祷殿もあり、お車とご乗車さ
れる皆様の安全を、日々お祈りいたしております。終戦直後、広島へ旅立たれるご方が道中の車の安全を祈念したのが当山で最初の
祈祷であったと伝えられています。当時の自動車は故障するのが当たり前、道中を事故無く辿り着く事が、ドライバーの切なる願い
でした。以後、たくさんの皆様にもご祈祷をご希望いただいたのを受け、昭和24年には自動車交通安全祈願専用の仮堂を設置。交通
事故が増加した時代背景もあり、車両と皆様の道中の安全を災難厄除も兼ねて祈祷させていただくようになりました。さらには、皆
様の多くのご要望により、本格的な祈祷殿を建立「交通安全は成田山不動尊へ」と言われ年間20万台ものお車を祈祷させていただく
までになりました。
▼ご朱印です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2a/5cc4f053308361c57d36daec8bf75680.jpg)
経年古色を見慣れているせいか、平成二十四年に塗り直したと云う本堂の鮮やかな朱色は強烈! 境内は広くはありませんが堂内拝観
は心行くまで楽しめます。本尊不動明王人気はその霊験で交通安全、開運厄除など祈願成就の根本道場として訪れる人も多く、香台の
法煙が絶えることがないのがその証明。特に本堂法要は参拝者で溢れていました。寝屋川市は我町の隣、ご近所のよしみで今日は相当
長時間境内ウロウロ、写真撮りまくりの一日でした。
多カットを最後までご覧頂きありがとうございます。ボクは編集でホトホト疲れました。
成田山不動尊これにてやっと オ シ マ イ
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