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(2015.05.23訪問)
エントリーが後先になりました。今日は先に蓮華寺を訪ねていたんです。
池泉観賞式庭園を前に書院から静かにお庭を観賞、日頃の喧噪を一時忘れて、閑かな世界に浸ってみる。
そんな柄にもナイこと、一度は思ってみたいもんです。
書院には先客がお一人、静かにお庭を見つめられていました。声をかける隙のないお姉さんでした。
▼寺石標。
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[ 蓮華寺 ]
●山号 帰命山 (きめいさん)
●寺号 蓮華寺 (れんげじ)
●宗派 天台宗 (てんだいしゅう)
●再興 今枝民部近義 (いまえだちかよし)
●再建 寛文二年 (1662年)
●本尊 釈迦如来像
▲京都市左京区高野八幡町 電話 075-781-3494
▲拝観料 400円、御朱印300円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲叡山電車八瀬行 三宅八幡駅下車徒歩5分。
出町柳から京都バス大原行き 上橋下車スグ。
[ 蓮華寺縁起 ] (蓮華寺散華から抄出)
蓮華寺は、元西八条塩小路附近にあった浄土教系の古寺で、応仁の乱後荒廃していたのを、寛文二年加賀前
田家老臣今枝民部近義が祖父重直の菩提のために、この地に移し再興したものである。
▼民家に挟まれた小径、参道です。
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▼創建当初のままの山門です。
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▼鐘楼堂。宝形造、檜皮葺、側面に格子が嵌る鐘楼、創建当初の姿を残しているそうです。
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▼創建当初の姿そのまま、屋形の井戸。
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▼山門を入った左奥に約三百体の無縁石仏。散らばっていた石仏が掘り起こされここに集められたそうです。
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▼山門から一直線、かの有名な紅葉トンネル石畳の参道。正面庫裏入口が拝観口です。
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▼参道右手にいつ壊れてもおかしくない土蔵があります。何が入ってるんでしょうか。
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▼受付を済ませ庫裏から仏間を通りぬけるとすぐ書院の間。床と違棚。実にシンプルな設えです。
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▼先客がお一人おられます。
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▼放生池を囲む池泉観賞式庭園、お庭に降りることは出来ますが、回遊は出来ません。
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▼視角をかえて書院からお庭を眺めてみます。
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▼池に覆い架かる青もみじ。見た目はもっともっとキレイです。
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▼書院から本堂を見ます。
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▼この青もみじも凄いです。見た目はもっともっとキレイです。
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▼石橋を結界に対岸を彼岸浄土、こちらを此岸と作庭者は考えたと伝わるそうです。
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▼この本堂も創建当初の姿を残しているそうです。
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▼蓮華寺再興に一肌脱いだ石川丈山筆になる本堂扁額。石川丈山は詩仙堂の開山です。
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▼本堂須弥壇。中央には立派なお厨子が、お厨子内には本尊釈迦如来像が安置。
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▼本尊左側に阿弥陀如来坐像が祀られています。
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▼天井の龍図。昭和五十三年 (1978年) 仏師西村公朝さん画。
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▼傘が急勾配、茶人好みの「蓮華寺型燈籠」が本堂前に。
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▼本堂から書院を見ますが板渡しの通路がねぇ?
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▼本堂横には一面の苔庭と青もみじ。池泉庭園とはまた一味違います。
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▼池を覆う青もみじ。見た目はもっともっともっとキレイです。
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こちら洛北蓮華寺、誰もが認めるもみじの名刹ですネ。
「ミドリ真只中、青もみじが初夏の陽光に濃い緑の影を静かに落とし」を期待して訪ねたのですが、
思うようには行きませんワ、お天気と○○○○は。 ○○○○とは口が裂けても申せません。
↑ヘタな写真の言い訳でした。
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