日常へ

１月３日（日）　　今年の暦は良いのか悪いのか。３日が日曜日。４日は月曜日で、仕事始めに当たるようだ。コロナがなければ、多くの人は、あまりに早い仕事始めに、不平をもらしながら、早めに布団に入るのだろう。しかし、今年は、三ヶ日の間も、ウィルスは休むことなく、多くの感染者を出し続けた。新年の仕事始めは、そして、これから先は、どうなるのだろう。

私たちの正月三が日も終わった。今年の箱根駅伝は、新鮮な気持ちで観続けることができたし、最後の幕切れも、感動した。私にとっても、こ新鮮な、新たな始動の、そんな年になってくれたら、と願いつつ、観戦続けていた。

そして、もう、三ヶ日は終わろうとしている。明日からは、日常に戻ってゆかなければならない。臨時便だが、出荷はじめだ。畑の野菜たちも、手入れを待っているようだ。

新年おめでとうございます。

新年は、テレビの前で、迎えた。行く年来る年の、各地の鐘の音を聞きながら。そして、そのまま続きの番組も消すことなく、1時半頃まで過ごし、何年振りかの、午前様で布団に入った。

6時過ぎ、起床。新年のお膳を用意しながら、初日の出を待つ。新年早々のニュースショーでは、富士山のご来光をと、ヘリコプターでの中継。傍に見ながら、時間が過ぎて、我が家のテラスに出る。東の空は、海の水平線は見えないが、丘や木々の上にまで、水平線上の雲の塊が覆っている。その雲が明るくなり、オレンジ色を強くしてきて、オレンジの光が空との境線から輝き始めた。２０２１年1月1日。午前6時57分30秒。

新年の初日の出の瞬間だ。

昨日までの毎日の延長上ではあるのだが、元旦の初日の出、今年を祈りたい、そんな瞬間だ。

今日からの三ヶ日は、ゆっくり、のんびり、ダラーっと過ごすことになる。お酒も、美味しく飲めることだろうから。