裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

終戦の日

2014年06月25日 09時11分05秒 | Weblog
よくがんばった、お疲れさま、残念。
ぶっちゃけ、サッカーの日本代表にはついぞときめかせてもらった経験がないんで、あまりシンパシーを感じることができないんだけど、とりあえず4年に一度だし応援しとこう、という市井のほとんどのヒトビトと同じ感覚でW杯を観てるとこ。
それにしても、優勝、を公言してたこのチームの真の実力たるや・・・
いくらなんでも「優勝できる!」なんてファンタジーを本気で信じてたのは、サッカーを知らないロマンチストか、おまじないとしてそのセンテンスを気に入ってるひとだけのはず。
日本代表の中心人物もこのおまじないを日々口にし、報道もそれを拡散しまくったおかげで、日本全体がぽわわ~んと夢心地になっちゃった、ってのがW杯前の雰囲気だった。
「実力を出しきれば」というエクスキューズ付きだとしても、日本には「大舞台で実力を出せない」という逆ポテンシャルを計算に入れる必要がある。
そもそも、その実力なるものが、世界に近づいてそうで近づけてないんだった。
ゴール付近でフリーにボールを持ったらやすやすと決める連中がゴロゴロと存在するのがW杯レベルだが、わが日本国でそんな人物は、歴史上においても絶無。
とにかく、優勝なんて口にするのはまだまだおこがましいレベルだった、とあたりまえの事実を終戦後にはたと思い出させられたわけだ。
さて、「優勝」と口にしたいのなら、結果で責任を取る必要がある。
そして結果、このひどい有り様となったのだから、件の人物は帰国後にフルボッコにされてもしょうがない。
逆説すれば、そんな人物たちを「残念だったね」「よくがんばった」で空港で迎えるつもりなら、報道側は今後二度と「優勝」なんて口にしちゃいけない。
さらに逆説すれば、「残念だったね」「よくがんばった」を口にできるひとは、日本代表の本当の実力をよく理解できてると言える。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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