裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

前向き

2009年02月11日 11時39分11秒 | Weblog
楽天性が、ぼくの行動を支えてます。
人生を明るくしてくれるのはこののんきな性格のおかげ、と信じて疑わない。
笑顔でいさえすれば、いつまでもしあわせでいられるはず。
無理しても笑ってるべきです。
そしたら、いつの間にかほんとに笑ってる自分がいたり。
幸福感のまじないです。
悲観的な性格は、周囲に伝染して、場の空気を酸のように侵していきます。
彼らは、周りをどんよりさせているのが自分の仕業だと感じることができない。
その部分こそが、彼らにとってのいちばんの悲劇であるわけです。
逆に言えば、ひとのしあわせは自分をうれしくさせてくれるし、自分のしあわせ感も周囲に伝播し、明るさが満ちてく。
つらい顔をしちゃいけません。
な~んにもいいことない。
さて、松下幸之助さんは、「自分はまともに学校に行けなかったが、それがよかった。ひとの話を謙虚に聞こうという心持ちになることができたし、そのおかげでたくさんのひとの力を借りることができた」とかなんとかおっしゃってたそうです。
すべての不幸は、実は幸福と表裏一体なんであって、楽観がひとの心を前向きにさせてくれるのでした。
オーストラリアで大規模な森林火災が発生してますが、被災者さんたちの映像を見てると(失礼な話だが)興味深い。
「家も財産もすべてを失ってしまったわ、ああ」と悲観に暮れてるひともあれば、「いやー、家は燃えちまったけど、みんな生きててよかった、なんという幸運だ。神様ありがとう」と抱きしめ合う家族あり。
↑これは極端な例だけど、やはりコップの水を「まだこんなにある」と考えるか「もうこれだけしかない」と考えるかで、ひとはしあわせになったり不幸になったりするみたいです。
最後に、モーグルの上村愛子さん。
彼女はレース前、足がすくむようなコブ斜面を前にして、こうとなえるんだそうですよ。
「たのしいな、うれしいな、愛子は上手だな」
ちょっといい話ではないですか。
なるほど、うまく滑れるはずだぜ、愛ちゃん。
自分を前向きにしてくれるのは、自分の姿勢でしかないのでした。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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