修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

黒ダキ山~ベニドウダン咲く奥山を探訪

2015-06-09 13:44:34 | 山歩き
6月7日(日)

 梅雨入り直後の貴重な晴れ間に、ベニドウダンが咲くという西中国山地の奥山中の奥山の黒ダキ山を歩いてきました。大方の花々の花期が10日から1週間ほど前倒しとなった今春、ベニドウダンもそうであれば遅きに失した山行となることは覚悟のことでしたが、果てさて如何あいなりましたでしょうか。

廿日市市吉和の立野キャンプ場に車を停めて山行開始です。


瓦礫が積って荒れ果てた下山林道を辿って行きます。


この辺りの下山林道は樹林に還りそうです。


下山林道を遡ること1時間余、支尾根への取付点に到達しました。


笹を被った支尾根を登って行きます。


支尾根の樹林越しにクロダキ谷を挟んで黒ダキ山の稜線を望むことが出来ました。


主尾根に乗り背丈を超えるブッシュを掻き分けて進んで行きます。


岩尾根の上で、待ちに待ったベニドウダンに出会えました。


ベニドウダンの花はもうすっかり終わっており、これは山の神の慈悲でかろうじて残っていた1本でした。鈴なりの名残りの一本とは嬉しい限りでした。


稜線から深い瀬戸谷越しに十方山が眺望出来ました。


立野キャンプ場から上ること3時間余、黒ダキ山の山頂に到着しました。


黒ダキ山から更に足を延ばして仏石を見てきました。尾根の樹林の中に高さ5メートルほどの岩塔が立っていました。とても神々しい景観でした。この後、上り来た道を引き返して立野キャンプ場へと下りました。


この日の軌跡です。
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伯耆大山~極上のお花畑

2015-06-05 00:21:26 | 山歩き
6月2日(火)

 入梅前に大山のお花畑を訪ねておきたいと、芳しい天気予報ではなかったものの雨にはならいと確信して行ってきました。お花畑はピークを少し過ぎた頃ではありましたが、このシーズンの主役達が勢揃いしてシーズン最終のカラフルな世界を現出してくれました。

溝口から見上げた早朝の大山です。山頂付近はガスに包まれていましたが、お花見登山ゆえに山行決行の断を下しました。


辿り着いた弥山々頂はやはりガスの中、残念ながらそこからの眺望はゼロでした。



天気は芳しくはなかったものの、主目的のお花畑の探訪には支障はありませんでした。ここでは山上で出会った花々の一部をご紹介します。


アカモノがお出迎えしてくれました。


アカモノとイワカガミが一緒に咲いていました。


カノコソウが咲いていました。


ダイセンクワガタもこのシーズンの主役の一角を占めています。


イワカガミとツガザクラとの一大共演です。


ツガザクラが大群落を作っていました。


ミヤマオダマキも共演に参加です。


イワカガミ、マイヅルソウ、ツガザクラの3者のコラボです。


急斜面をカラフルに彩るイワカガミとツガザクラの共演。


ダイセンクワガタとイワカガミのコラボです。


ここではダイセンクワガタはマイヅルソウと共演のようです。


ヤマヤナギの若芽が綿毛を被っていました。
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皿ヶ嶺~ヒマラヤの青い芥子続報

2015-06-01 16:37:10 | 
5月31日(日)

 5月26日(火)に花開いた青い芥子の様子を確認したくて、愛媛へ渡ったのを期に皿ヶ嶺の麓の風穴(かぜあな)を訪ねてみました。麓は前日の雨から天気は回復を始めていましたが、山上はまだ濃い霧に包まれる生憎の天気でした。それでもそれは花を見るにはそんなに支障とはなりませんでした。嬉しいことに風穴の外縁にもう一輪小さな花が咲いていました。

麓から見上げたこの日の皿ヶ嶺は、まだ厚い雲に隠されていました。


5日前に開花した青い芥子は立派に花を開けてまだまだ健全でした。


その後ろ姿です。


傍のもう一輪も間もなく開花しそうです。


濃い霧の中で、もう一輪花開いていました。


小さな花ですが、それもまた可憐なものです。


ご婦人のグループが風穴に上がって来られて、青い芥子を見て歓声をあげておられました。

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