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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

この時節の吉和冠山といえば・・・

2008-06-15 17:03:24 | 

6月14日(土)  「まだ少し早いだろうなぁ!」と思いつつオオヤマレンゲの咲き具合の下見に吉和冠山に立ち寄ってみました。結論から言えば、予想通りまだ少々早過ぎました。やはり「オオヤマレンゲは6月20日前後」が定理として通用するようで、来週末以降が見頃であるようです。しかし、頂上近くの稜線にはサラサドウダンの花が残っており、花見の登山としては楽しいものでした。

【写真↓】吉和冠山の山頂直下の登山道脇に咲いていた オオヤマレンゲ(モクレン科モクレン属)。開いていたのはまだ7~8輪程度でした。20080614_099

【写真↓】オオヤマレンゲの蕾。今年の吉和冠山のオオヤマレンゲの蕾の付き具合は、毎年来られるという方の話では「大変多い」ということでした。素人目に見ても極めて沢山の数でした。来週末にご覧になられる方々は、きっと素晴らしい情景を目にされるのでは・・・。20080614_113

【写真↓】この時期に吉和冠山の山頂近くの稜線を彩るもう一つの花はサラサドウダン(ツツジ科ドウダンツツジ属)。二つの花を求めてやってくる登山者の数は大変に多いものです。20080614_089

【写真↓】吉和冠山は標高1,339.0メートルで、恐羅漢山(1.346.4メートル)に次いで広島県で第2位の高山です。頂上には立派な一等三角点が設置されています。20080614_067


坊がつる讃歌

2008-06-08 11:26:30 | 登山

6月6日(金)~7日(土)

  二日間の日程でミヤマキリシマ咲く九重山を訪ねて、永い間の念願だった坊がつるでの幕営を楽しんできました。僅か一夜のテント生活でしたが、広々とした高層湿原の昼、夜、朝の空気を吸い、山の湯に浸り、周囲の高峰を歩いて、「坊がつる讃歌」(作詞:神尾明正・松本征夫、作曲:竹山仙史)そのものの世界を体験したような気持ちになりました。      

 1 人みな花に 酔うときも   残雪恋し 山に入り   涙を流す 山男  雪解(ゆきげ)の水に 春を知る

 2 ミヤマキリシマ 咲き誇り  山くれないに 大船(たいせん)の  峰を仰ぎて 山男  花の情を 知る者ぞ 

 9 三俣の尾根の 霧飛びて  平治(ひじ)に厚き 雲は来ぬ  峰を仰ぎて 山男  今草原の 草に伏す   

                                                    

【写真↓】テント設営完了!背後の山は山頂付近が咲き誇るミヤマキリシマで紅に染まる平治岳(1,642.8m)。20080606_084

【写真↓】夕闇迫る坊がつる。背後は久住山の山塊。20080606_373

【写真↓】朝焼けの坊がつる。平治岳がシルエットで迫っています。20080607_005

【写真↓】ミヤマキリシマ咲く北大船山(1,706m)から俯瞰した坊がつる。20080607_153