7月2日(日)
梅雨前線が中国地方に停滞し、広島でも早暁には大きな音をたてるほどの強い雨が降り続いた。こんな雨では山行は無理だろうと、散歩に方針を切り替えて、やや小雨になった早朝に太田川河畔へと出掛けてみた。源流域の芸北地方にも大雨警報が出ており、太田川は水位が随分と上がり、流れも奔流と化し、いつもと違った風貌となっていた。
【写真上】氾濫原の樹木も完全に奔流の中に浸かって、流れの幅が随分と広くなった太田川(安佐北区口田付近)
【写真中】奔流となった太田川に網を差して何かを獲っている人がいた。護岸を歩くだけでも危険を感じるのに、ましてや奔流に足を入れたその方に声を掛けることは出来なかった。さて、何を獲っていたのだろう?(安佐北区小田付近)
【写真下】大田川の左岸の後方には今日は霧立つ二ケ城山が聳えている。手前の工場はモルテン高陽工場。現在開催中のサッカー・ワールド・カップの使用球は、モルテンの製造したものである。