東登山口から登り始めて、下山は林間コースで南登山口のグリーンシャワーへ下りました。山上での専らの目的はムラサキセンブリ(リンドウ科センブリ属)を鑑賞することでした。その他にも季節の花としてリンドウ(リンドウ科リンドウ属)、ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)なども期待していました。しかし、結論から言えば、今年はムラサキセンブリ、ウメバチソウが不作で、特に東登山道の上部の沿道を賑やかしてくれる群落が全くといっていい程に姿を見せてくれませんでした。ちょっとがっかりする山行となりました。〔10月15日(金)〕
↓ 東登山道が尾根に乗る辺りで東登山口のある「いこいの村広島」を俯瞰しました。
↓ リンドウは登山コースのあちこちで姿を見せてくれました。
↓ もう枯れている筈のハバヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)が残っていてくれました。
↓ 期待していたムラサキセンブリは小さな株をいくつか見付けただけでした。
↓ ちょっと纏まったムラサキセンブリの株でしたが、形状は上級ではありませんでした!
↓ 紅一点のカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が一輪だけ名残り咲きしていました。
↓ 百畳岩の周りのススキの原越しに横川川の渓谷の両岸に聳える、十方山(1,328.0m)と恐羅漢山(1,346.4m)を眺めました。
↓ 本来は東登山道に沿って帯のように開花するウメバチソウですが、もう花期も終盤で山頂直下の登山道沿いに幾つか咲いている程度でした。
↓ 深入山山頂(1,152.7m)です。後背に臥龍山(1,223.2m)とと掛頭山(1,126.1m)の稜線を見ることができました。
↓ 林間コースの登山道沿いにまだアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)が咲いていました。
↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)も名残りを惜しむように咲いていました。
↓ つる性の植物の花が少し色付いてきたようです。秋本番までもう少しです!
↓ ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)はあちこちの叢に姿が見えました。
↓ 夏のような天気も今日まで、この先は急に冷え込んでくるようです。健康管理に気を付けたいものです。