5月26日(土) 土曜の休日、晴れ上がったものの黄砂で霞む景観は心を晴れさせてくれるものではなかった。真夏日となった暑さに、広島市北郊の山道を少し歩いただけでも全身汗だくとなった。山道沿いにある渓流に懸かる小滝に立ち寄り、滝壺の冷たい水で顔を洗い暫しそこに留まると、もう動きたくないほどに心地良かった。こうして水辺で涼をとっていると、滝壺の周りの様子がよく見えてきてこれも実に楽しかった。
【写真上】滝壺の周りはカワトンボ達が縄張り争いの最中であった。ただこの岩の上は中立地帯のようで、暫し羽を休めていた。
【写真中】滝壺には樹から落ちたエゴの花が、花筏となって浮んで漂っていた。
【写真下】滝壺の周りにはもうコアジサイが花を咲かせている。