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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

皿ヶ嶺~ヒマラヤの青い芥子が咲き始めました

2015-05-26 23:58:41 | 
5月26日(火)

 今日の昼に皿ヶ嶺の風穴を訪ねてみると、風穴の外縁部に生育されているヒマラヤの青い芥子の1株が花開こうとしていました。今年の開花第1号のようです。萼の中で育まれていた花弁が萼を破って出て来た直後のようで、サナギから羽化した直後の昆虫にそっくりなのには驚きました。時間が経てば、花弁も開いて芥子らしい形状になるのでしょうが、今回はそこまで確認する時間的余裕がありませんでした。開花が本格化するのは、やはり月が替って6月に入ってからになるでしょう。

萼を破って出て来た青い芥子


別の角度から見た咲いたばかりの青い芥子


花開いた青い芥子の全貌です。

空城(そらじょう)

2015-04-23 05:56:47 | 
4月22日(水)

 好天に恵まれた一日、芸北の桜巡りに出掛けた。今年の桜の開花は例年より1週間ほど早く、この日でも少し遅い訪問だったようだ。数ある芸北の桜スポットの中で、いつも訪ねるのを楽しみにしている特異な存在が緑資源公団の大規模林道沿いにある(旧)河野邸である。他の名高い桜は皆しだれ桜なのに、ここでは古民家の周りに植えられたソメイヨシノが海岸部から1か月ほど遅れて花開くのである。昨年訪ねた時に手を加えられていたその古民家が、「空城 さくら亭」という会席料理のお店に変身して営業中であった。随分と傷んでいた建物の前の桜の古木も手入れがされて健康体に戻り、この日は満開であった。店名にある「空城」(そらじょう)は、ここの地名のようだ。天空に近いいかにも山奥の地域といった趣がある。お店は昨年秋に開店し、土日祝日には会席料理を、平日にはコーヒーとケーキを供するという。我々もこの日コーヒーと季節のケーキを楽しんだ。この店が出来て、ただ静寂なだけのさくらスポットであった空城が、華やぎ元気なさくらスポットとして蘇ったように思い嬉しくなった。

満開のソメイヨシノに包まれた「空城 さくら亭」


立派な蔵や庭、池などもある古民家を利用した料理店だ。


暖簾に記された店名


檜の銘木の調度品を配した店内


臥龍山の伏流水で煎れたコーヒーと桜ロールのコーヒーセット


店内から建物前の満開のソメイヨシノを楽しむ。


ひと足早い田植え準備が進む空城地域の田圃

山峡の駅跡を訪ねる

2015-04-05 21:42:43 | 
4月4日(土)

 広島の桜は一気に満開となったが、花散らし、桜流しの長雨でこれまた一気に花期を閉じようとしている。雨の予報が急遽晴れ間の見える予報に変ったこの日、それではと郊外の安野花の駅公園を訪ねた。廃止になった三段峡まで延びていた可部線の安野駅跡に開かれた公園である。現役の駅の時代にも山峡の花の駅として有名であったが、廃止になった後も地元の皆さまのご努力により、花の駅公園として見事に整備されている。

可部線を走っていた機動車も静態保存されている安野花の駅公園


古い駅名標もそのまま残っている。


この時期の園内は桜、花桃、レンギョウ、ユキヤナギなどの花々が美しい。


かつてのプラットホームは来場者の恰好の憩いの場


三段峡方面に延びていた線路跡は散策路に姿を変えている。


線路が敷かれていた路盤も今は花々に彩られている。


枝垂れ桜咲く沿線の風景


深い山峡にある公園だ。


皿ヶ嶺~春の花々咲く

2014-04-28 13:13:23 | 

4月27日(日)

  大型連休の二日目は四国に転じ、天気が崩れる前にと午後遅くになったものの皿ヶ嶺を歩いてきました。暖かい日々が続き、山域には沢山の種類の春の花々が咲き揃っていました。素人の私の目でも約40種類の花々を確認できました。そのうちの幾つかをここでご披露します。

【写真↓】麓から見上げたこの日の皿ヶ嶺20140427_002

【写真↓】イチリンソウ(水の元のお花畑で咲き始めていました。)007

【写真↓】エイザンスミレ(今が最盛期のようです)011

【写真↓】ヤマルリソウ(これから一斉に咲き始めると思います。)012

【写真↓】サイゴクサバノオ(登山道脇に沢山咲いています。)019

【写真↓】ワチガイソウ(山域全体に咲いています。)023

【写真↓】ハシリドコロ(間もなくお花畑の斜面全体を埋め尽くします。)086

【写真↓】シロバナネコノメ(なかなかに複雑な形状の花です。)096

【写真↓】クロフネサイシン(雪解けの後早々に芽を出し花を付けます。)136

【写真↓】シコクスミレ(群生も見られました。)210

【写真↓】シロバナエイレンソウ(皿ヶ嶺に咲くのはシロバナだけのようです。)228

【写真↓】ヤマブキソウ(ちょっと気の早い花が天狗の庭で咲き始めていました。)236

【地図↓】この日の軌跡0427saragamine


春の妖精たちを訪ねて

2014-03-25 11:37:03 | 

3月23日(日)・24日(月)

  桜の開花が待たれる早春の好日、早春のほんの一瞬広島の山野に清らかに咲いては消えていく花々を訪ねてみました。スプリング・エフェメラルとも表現されるこれらの小さな花々は、春の喜び、命健気さとそのはかなさを伝えてくれる季節の旅人とも言えます。

【写真↓】アズマイチゲ(キンポウゲ科) =3月23日(日)安芸太田町にて=20140323_sn_030

 


 

 

 

 

 

 

 

 

【写真↓】ホソバコバイモ(ユリ科) =3月23日(日)安芸太田町にて=20140323_sn_034

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【写真↓】カタクリ(ユリ科) =3月24日(月)神石高原町にて=

20140324n_013

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【写真↓】ミスミソウ(キンポウゲ科) =3月24日(月)神石高原町にて=20140324c_013_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真↓】フクジュソウ(キンポウゲ科) =3月24日(月) 神石高原町にて=20140324n_004

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真↓】フクジュソウ(キンポウゲ科) =3月24日(月) 庄原市東城町にて=20140324n_122

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真↓】庄原市東城町為重のフクジュソウ保護地 =3月24日(月)=20140324n_149