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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

高原の湿地に咲く

2022-08-27 22:06:51 | 山歩き

 池ノ段の南尾根を歩きながら初秋の花々を巡りました。湿地ではシラヒゲソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)の群生が満開状態で、その傍でアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)が早くも開花していました。高原の秋は早そうです!〔8月23日(水)〕

↓ 待望のシラヒゲソウが満開状態でした。

↓ 調子を合わせて二輪の揃い咲きです!

↓ 小群落をなして咲く姿も魅力的です!

↓ 小湿原にシラヒゲソウが群落をなして咲き誇っていました。

↓ 今はなかなか見られないシラヒゲソウの群落です!

↓ 8月下旬にここに立ち寄ったことはあまりなかったのですが、この時期のシラヒゲソウは最高です!

↓ いつまでも見ていたいシラヒゲソウたちでした!

↓ シラヒゲソウ咲く湿原にアケボノソウが一株だけ早くも開花していました!

↓ アケボノソウは確かに秋の訪れを告げてくれる花です!

↓ 湿地やその周辺にはイワショウブ(ユリ科チシマゼキショウ属)が沢山咲いていました!

↓ 紅一点のタムラソウ(キク科タムラソウ属)!

↓ 秋の気配が感じられる高原を歩きました!

↓ サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)の太くて長い花穂が今年も咲いていました。

 


比婆山系はホツツジが花盛り!

2022-08-25 23:25:21 | 山歩き

 比和町三河内を後にして、折角ここまで遠出してきたので最寄りの比婆山系は立烏帽子山(1,299m)と池ノ段を歩くことにして、立烏帽子駐車場まで車を走らせました。8月下旬のこの時期はあまりこの山域を歩いていませんが、ちょっと早いかとは思いつつ期待の花がありました。その期待の花とは残念ながら出会うことが出来ませんでしたが、満開のホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)などに出会うことが出来ました。晩夏から秋にかけてこの山域は多くの花々や紅葉で私たちを楽しませてくれます。〔8月23日(水)〕

↓ 比婆山系の最高峰・立烏帽子山(1,299m)の山頂です。

↓ 立烏帽子山の山頂部から山域全体に亘りホツツジが満開の時を迎えていました。

↓ 花開いたホツツジの花です!

↓ ほぼ満開のホツツジの群落です。

↓ 池ノ段への上りの斜面一面に満開のホツツジが広がっていました。山が冷え込み始めると一足早いホツツジの紅葉が見られます。

↓ 「アッ、秋が来た!」 もうワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)が咲いていました。

↓ 立烏帽子山から望む池ノ段です。

↓ ホツツジと共に立烏帽子山ではママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)が満開でした。

↓ さながら「ママコナ街道」!

↓ イヨフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)も山域の各所で見頃を迎えていました。

↓ 立烏帽子山を下って池ノ段との鞍部で、今年もイヨフウロの群落に出会いました。

↓ ここではイヨフウロが群落をなして可憐に咲いています。

↓ 池ノ段に上がり池ノ段の肩から比婆山(1,264m)、吾妻山(1,238.4m)を遠望。


それでも季節は進む・・・・!?

2022-08-15 18:50:26 | 山歩き

 立秋が過ぎて一週間というのに猛暑の日々が続いています。秋めいた一瞬が欲しいところですが、市井ではなかなかそんなシーンには出会えません。しかし芸北の高原では、早くもマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)の花に出会えました。マツムシソウは9月から10月の高原を彩ってくれる秋を代表する花のひとつですが、その早咲きの花は夏に現れて季節の先導役を果たしてくれます。この花との出会いは、季節が確実に進んでいることを改めて気付かせてくれます。

↓ 青々とした夏の芸北の野に秋の花マツムシソウが早くも咲いていました。

↓ 酷暑の中ですが、この花を見るとやはり秋を想わずにはいられません!

↓ 酷暑の中で花開き、何を思っているのか・・・・!?

↓ この花は夏から秋への季節の先導役!?

↓ 今年は先導役が賑々しく現れたようです!


芸北の渓谷に咲く花

2022-08-13 21:27:38 | 山歩き

 芸北でもう一つ会いたい花がありました。ナツエビネ(ラン科エビネ属)。酷暑続きの今年の夏の天気で、この花の見頃の見当がつかない状態に陥っていましたが、この日いろいろな段階のナツエビネに出会うことが出来、先ずは心落ち着くことが出来ました。

↓ 先ずは森の繁みの陰に独特の淡紫色の美しい花を付けた一株を見つけました!

↓ 全般的に下ききに咲くのはまだ蕾から抜け出たばかりの若い株ゆえのことのようです!

↓ 若い株のこの初々しい咲きっぷりも魅力的です!

↓ 淡紫色の唇弁、卵形で先の尖った咢、細く弓状の側花弁など全般に摩訶不思議な形をした花です。

↓ ちょっと古い株ながら、20個ほどの花を付けた株に出会いました。なかなかの圧巻でした!

↓ 花は花穂の下から順に咲いて行きます。咲き始めの下段の花が美しい株でした!

↓ 見頃の花をアップで捉えてみました!

↓ いずれも小さな株ながら3本の株が並立して咲いていました!

↓ もうひとつの会いたかった花、ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)にも出会えました。


湿原に白い鳥の飛翔!

2022-08-11 17:06:57 | 山歩き

 久し振りに芸北を訪ねました。行きたい所、見たいものが沢山ありますが、時間の制約もありますので、先ずは見たいもの第1位のサギソウ(ラン科サギソウ属)に会いに八幡高原の湿原を訪ねました。小さな花ですが夏の湿原で咲く花の代表選手と思っている花です。この日、湿原の叢の陰で静かに咲いて待っていてくれました。〔8月10日(水)〕

↓ 小さな小さなサギソウが湿原の叢の中を飛翔する姿で咲いていました。

↓ 夏空を飛翔するシラサギの姿に似ているところから名付けられたというサギソウですが、納得のいく命名です!

↓ 単騎で咲く姿も美しいものですが、群れて咲く様はより見応えがあります!

↓ シラサギの”乱舞”といったところでしょうか!!

↓ サギソウに遅れて咲く筈のシラヒゲソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)が早くも一緒に咲いていました!

↓ シラヒゲソウも不思議な形で美しい花です。白い花弁の外側が裂けて髭のようなところから名付けられたようですが、ほかに何か良い名がなかったのかと思うこともあります!