徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

五郎さん

2008-02-05 23:54:08 | Works
スカパー!で中川五郎さんの取材。今回は4月に歌謡ポップスチャンネルでオンエアされる<高田渡特集>に関する取材。過去の春一番映像に加え、何と1月に行なわれた「高田渡生誕会59」が早くも録画中継されるという。すでに語り尽くされている感が無きにしも非ずな渡さんとの思い出から生誕会の今後まで。今回の生誕会のポイントは五郎さんが幹事で、加川良さんとPANTAさんが登場していることだろう。
「フォーク酒場」を期待するオーディエンスに叩きつけられた(今も変わらぬ)リアル・ロック。オーディエンスが思い出に浸るのも仕方ないけれども、ミュージシャンにとっては今でもリアルなんだよね(意訳)、と思うのは当然だと思う。年に一回のイベントも楽しいけれども、今日も誰かがどこかのライブハウスで歌っている。

まあ、こうやって年に一回ぐらい渡さん絡みの仕事すると精神衛生上悪くないなあ、と思う。「タカダワタル的ゼロ」の試写も早く行きたいものである。

かつて某雑誌で編集をしていた頃、ある特集で五郎さんに訳詞を依頼したことがある。よりによって頼んだのはPink Floydの「Shine On You Crazy Diamond」だったりする。しかも片岡義男訳詞のEaglesの「Hotel California」で特集が終わるという、今考えるとものすごく個人的な趣味だけで構成してしまった特集だった。
よく誰も止めなかったと思う(むしろ担当上司だったAさんは面白がってくれたけれども)。
まあ、そんなことを五郎さんに話す暇はありませんでしたが。

六本木から渋谷へ移動して、打ち合わせ。少しは進展したような。