マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大谷町の行事

2016年03月14日 09時18分02秒 | 橿原市へ
畝火山口神社・大谷宮司が7年前に話していた橿原市大谷町の農神祭。

一度は拝見したいと思って訪れた。

場は八幡神社。

聞いていた時間になっても訪れる人はいない。

この日、苗代作りをしていた婦人が話すには数年前に中断したという。

参拝・ゴクマキをしていた場は八幡神社内。

注連縄を張った玉垣に囲まれた場はご神木が立っている。

その場を「ノガミサン」と呼んでいた。



3升のモチを杵で搗いていたのはトーヤ家。

モチを供えていたようだ。

婦人がいうには八幡神社に宮座もあった。

「座」に揃えた椀の数は50枚以上。

「料理を作るのはたいへんやったが、子供たちが喜んで食べていた」という。

伊勢に代参したときに授かったケンサキでトーヤ決めのクジを引いていた。

トーヤ送りの夜は祝いの宴をしていたがこれも中断したという。

その年より一切合切の神事行事をしなくなった。

その年、併せてゴクマキをしていた1月、7月、10月の16日の「ダイジングサン(大神宮)行事も中断したそうだ。

(H27. 5. 5 EOS40D撮影)


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