マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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もっぺん見たい大和の年中行事-デイスカヴァー・・アゲイン-ふるさと再発見写真展打ち合わせin大岩きまぐれや

2021年04月03日 08時35分17秒 | しゃしん(平日喫茶きまぐれや展示編)
さて、本日は、奈良南部地に初めて写真展をさせていただく会場で、展示の打ち合わせ。

場所は、奈良県大淀町・大岩に開店されている「カフェ・きまぐれや」さん。

会場を推薦、段取りに取り持ってくださった大岩区長のKさん。

「カフェ・きまぐれや」オーナー店主はMさん。

お二人のご縁をいただき、写真展を「カフェ・きまぐれや」の店内ギャラリーを、お借りして展示、開催することにした。

ギャラリー利用を勧められたのは、丁度1年前

それから、考えてきたテーマ。

じっくり考えた結果は、我が家の写真蔵に眠っていた写真プリントの再利用である。

17年間も展示場を提供してくださったカメラのキタムラ奈良南店。

その流れというか、フイルム文化の衰退に大きなうねり。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と資本・業務提携契約を締結

CCCの連結子会社に。

平成最後の年。

平成31年4月、キタムラグループ6社(カメラのキタムラ、スタジオマリオ、ラボネットワーク・・)、CCCフォトライフラボグループ5社(フォトクリエイト、しまうまプリントシステム・・)を統括する㈱キタムラ・ホールディングス発足し、現在に至る

長年親しまれてきたカメラのキタムラ奈良南店は、これら経営転換に伴い、平成31年3月4日に閉店した。

活動の場を失った私に手を差し伸べてくださったKさん。

これまで展示した写真も、撮りためた映像をブログに紹介するなど、活動の成果を発表、展示するなら、と勧めてくれたのが、「カフェ・きまぐれや」の店内ギャラリーだった。

泪が零れそうになるくらいのありがたいご提案に、答えは1ミリの迷いもなくGO、である。

カメラのキタムラ奈良南店で展示していた期間は、17年間。

1年に一度の写真展。

さまざまでテーマで展示していた写真プリント。

その数多し。

第1回目の「灯かりの祭典」は23枚。

第2回の「大和の秋祭り」は17枚。

第3回の「年末・新春の祭りP1」が20枚。

第4回の「年末・新春の祭りP2」が14枚。

第5回の「東山中の祭事」は14枚。

第6回の「やまとこおりやまの祭り」が14枚。

第7回の「祭りのスモウ」から以降、第8回の「御渡りのトーニン」、第9回の「新聞にみる子供の行事」、第10回の「年初めに願う」、第11回の「大和の講」、第12回の「大和郡山のニノ正月とんど」、第13回の「実成りに感謝」、第14回の「食を干す」、第15回の「ハダがある景観に」、第16回の「竿干し風景」、第17回の「いのこ行事」のまでを毎8枚。

総枚数は、なんと190枚。

すべてを再利用するわけでなく、190枚の中から、今後5年間の展示に耐えられる、色褪せることのない40枚を厳選。

毎年、新たに設けるテーマの8枚組を展示することにした。

190枚の写真歴に多く見つかる、人さまに見せられない今から思えば恥ずかしい低レベルの拙い写真がぞろぞろ見つかる。

ざっと拾いあげた50数枚。

すべてが、4PWサイズのフィルム映像。

一般的な写真展に用いられる重厚な額縁は避けて、軽いタッチ・・そう、平成28年10月、奈良町資料館にサテライト展示した「もっぺん見たい大和の年中行事」写真がある。

その展示もまた、かつてカメラのキタムラ奈良南店に飾った軽量額縁である。

ちなみに、その額縁はペーパー製フレーム。

装填は簡単であるが、写真がするっと抜けるズレが発生し易いという難点があるチクマ製Uckidマットシャッフル用4pwブラック

身体が動きにくくなったころ、なんとか展示できる方法はないだろうか、と散々悩んだ結果の展示は、かつての写真の再利用。

まさに、もっぺん見たい大和の年中行事-デイスカヴァー・・アゲイン-ふるさと再発見をコンセプトに展示しよう。

その1回目は、奈良町資料館の壁面に飾った8枚組。

そっくりそのまま、奈良南部にお披露目する。

そういう考え方であるが、会場構成はまったく同じではない。

奈良町資料館の場合は、壁一面の展示であるが、「カフェ・きまぐれや」はスペシャルモーニングに名古屋モーニングの小倉餡トーストがいただけるカフェである。

店内のどこに、どの写真を掲示するのか。

窓枠やお部屋の床に何を、どう置こうか・・。

実際のお部屋に合わせる展示方法を確認したく訪れた。



「カフェ・きまぐれや」の営業日は、土曜、日曜以外の月曜から金曜日の午前8時から午後1時まで。

月曜から金曜中の祝日は閉店ではなく開店日。

サラリーマンで仕事が休めない、という方も平日の祝日なら大丈夫だ。

展示は1日から末日までの1カ月間である。

展示替えは、前後に借りられる方との事前相談で決めるそうだ。

また、年末年始は、さすがに平日であっても閉店日になるので、12月、1月利用の方は、要注意だ。

展示用具は、レールワイヤーフック。



窓枠は考慮しなくてはならないが、左右の壁をある正面だけでも5枚は確保できる。

カフエ出入り口に1枚。

中庭が見える場所は全面がガラス張り。



そのエリアは使えないが、左側スペースの壁に3枚が可能とわかった。

本日、現在の空いている月は令和2年の2月、5月、7月、9月、10月、12月。

展示月のリザーブは先着。

えいやっ、で決めた2月。雪が降りやすい2月に、来店いただき、暑いホットーコーヒーを味わってもらおうか。

ちなみに展示は無料であるが、販売を伴う場合は、「きまぐれや」さんにリベート料を支払う決まりがある。

リベート料は販売額の10%。

著書の『奈良大和路の年中行事』の見本は、展示期間中に置いておくが、ご購入希望の方は、アマゾンなどのネット購入をお奨めする。

奈良町資料館でも、ネット購入は、ここで、とかいうようなPOP表示を設けます、とオーナーさんにお伝えしたら「手間が省けるので、そうしてください」と・・。

カフェですが、展示だけ見せて欲しい、という来店者の対応は、「どうぞ」であるが、そこは、お薦めするカフェメニューがある。

350円のコーヒーや、500円のワンコインで食べられる飲み物・スープ付きの日替わり(※調理トースト若しくはピザトースト)スペシャルモーニングなどがある。



この日も、スペシャルモーニングを注文したが、気づかったKさんが支払ってくださった。

おまけにとても美味しかったデザートの白玉入り北海道産小倉小豆餡アイスを口にするのも佳し、である。



つまりは、一般的なカフェに無料で拝見できる展示があるということだ。

在廊にパソコンの持ち込みも可能。

これまでの展示者の宣伝は、店前にポスター掲示やPOPカードに、FBなどのSNS

情報発信。

また、ある人は電話をかける、お友達へお誘いしまくりの場合もあったそうだ。

今日の打ち合わせに持参した展示写真。

現物を用いてKさんに説明した笛吹神社の宮入十二振り提灯など灯りの写真。

今まで見たことのない映像が凄い、と評価してくださる。

うち一枚を早速スマホ撮りされた映像は、ほうらんやの火祭りだ。

ほうらんやの火祭りは、ご存じだったが、十二振り提灯は不知。

まだまだ知らない行事は、今度の写真展で拝見したい、と言ってくださる。

普段、来店利用されているのは、今日みたいのように男性グループが1組に、圧倒的に多くみられるおしゃべりがお好きな女性グループ。

火祭りの写真に、興味をもたれるでしょうね、と。

私のお気に入りは、中庭の雰囲気が素敵なこと。季節に応じた景観が愉しめそうだ。

今度、予定している展示はコラボ展示。

キャンドル展示期にジャズ音楽を披露するグループとコラボする予定もある、というカフェ・きまぐれや。

来年の令和2年2月(※令和3年2月も開催しました)になるが、早くも心が躍ってきた。

(R1. 7.11 SB805SH撮影)


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