マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

12回目のテーマは大和郡山の二ノ正月とんど

2014年02月10日 09時29分31秒 | しゃしん(カメラのキタムラ展示編)
平成14年から始まった展示は今年で12回目。

場所は奈良市杏町153のカメラのキタムラ奈良・南店

今回のテーマは「大和郡山の二ノ正月とんど」(1月末まで展示→好評につき2月10まで延長)である。

1月小正月のとんどは全国的であるが、2月に行われる二ノ正月のとんどはあまり知られていない。

それが奈良県大和郡山市内に数多く存在する。

私が知る範囲内では矢田町、小南町、丹後庄町、額田部北町、柏木町、筒井町、新庄町、番条町、井戸野町、稗田町、豊浦町、天井町、美濃庄町などだ。



とんどの形だけでなく、服忌の小とんど、習字焼き、モチ喰い、火移し、アズキガユなど、とんどに纏わる要素も紹介した。

今回も8点の展示。1.城町・主水山の大とんど、2.矢田町・南矢田垣内の火点け、3.八条町のふるまいぜんざい、4.豊浦町の習字焼き、5.番条町の小とんど、6.矢田町の服忌の小とんど、7.矢田町・清水垣内のとんど火、8.柏木町の小豆粥である。

要望があった数年前からはお持ち帰り用の解説シートも添えた。

写真に裏張りをしていないから室内灯が乱反射し見にくい、しかも地味な内容だけに関心をよせる人はそれほど多くない。

と、思っていたがそうではなかった。

始めに準備した解説シートは15枚。

前回は余ったぐらいの枚数が少なくなっていた1月半ば。

10枚を補充した。それから1週間後にはわずかに数枚が残っているだけだ。

またもや補充した枚数は10枚・・・。

それも不足となって2月3日にはまたもや10枚補充した。

展示が終わって残枚数は9枚。

どなたかお持ち帰りになられたか存知しないが35枚にもなる。

副店長の話しによれば展示写真を撮られていた人も居たそうだ。

目立たない二ノ正月のとんどに関心を寄せてくださった方々、厚く御礼を申し上げる。

テーマに揚げた写真はいずれ「ならグルグル散歩」で公開したいと考えております。

(H26. 1. 3 SB932SH撮影)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大とんど (23)
2014-01-19 13:04:07
はじめまして!
「大和郡山の二ノ正月とんど」をキタムラで拝見させて頂きました。自然な感じで、催しに参加しているような気持ちにさせて頂ける写真でした。 この時期、とんどは色々な場所で行われているのに、ほとんど見たことがありません。 こんど、どこかローカルなとんどを見に行ってみます。 今後ともよろしくお願い致します。
二ノ正月とんど (田中眞人)
2014-01-21 22:30:19
23さん、ご高覧くださりありがとうございます。
1月小正月のとんどがほとんどでありますが、1月末日から2月にかけて行われる二ノ正月とんどは知られることもない地域の行事。
周辺広げて今後も調査したいと思っております。
こちらこそ、よろしくお願いします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。