
大和郡山市番条町は市内で数箇所見られる環濠集落のひとつです。
10月1日は朔坐(ついたちざ)といって、宮座組織の長老衆らは集落北にある熊野神社へ参ります。
兄当屋と弟当屋それぞれに供えられているお仮屋へ拝礼した後、一行らがお渡りをして参る秋の収穫の感謝祭です。
北座が7軒、南座は18軒、当屋筋目衆にあたる一老、二老から五老までの十人の長老衆が同神社の祭事を執り仕きります。
当日は当人児(とうにんご)と呼ばれる当屋入りした者と御幣をもつ五老を先頭に、両地区から神社へ静かにお渡り。
本来は生まれた男子がチカライトナミとよばれる子供が当人児にあたるが、若年であることから先人の父親が担っています。
数年前までの朔坐は1日に行われていたが、諸事情により第一週の日曜日に行われるようになっています。
前日の土曜日の宵宮では御供餅搗きが盛大に行われ、集落に配られます。
昔しは龍田川で小石を拾ってのお垢離取りや後宴が行われていたそうですが、現在は相当簡略化されています。
(H17.10.2 Kiss Digtal N撮影)
10月1日は朔坐(ついたちざ)といって、宮座組織の長老衆らは集落北にある熊野神社へ参ります。
兄当屋と弟当屋それぞれに供えられているお仮屋へ拝礼した後、一行らがお渡りをして参る秋の収穫の感謝祭です。
北座が7軒、南座は18軒、当屋筋目衆にあたる一老、二老から五老までの十人の長老衆が同神社の祭事を執り仕きります。
当日は当人児(とうにんご)と呼ばれる当屋入りした者と御幣をもつ五老を先頭に、両地区から神社へ静かにお渡り。
本来は生まれた男子がチカライトナミとよばれる子供が当人児にあたるが、若年であることから先人の父親が担っています。
数年前までの朔坐は1日に行われていたが、諸事情により第一週の日曜日に行われるようになっています。
前日の土曜日の宵宮では御供餅搗きが盛大に行われ、集落に配られます。
昔しは龍田川で小石を拾ってのお垢離取りや後宴が行われていたそうですが、現在は相当簡略化されています。
(H17.10.2 Kiss Digtal N撮影)