昨年の2月初めに訪れた奈良市今市の南側の畑。
広大寺池の西側にあたる畑だ。
そこには一本の竹を畑に挿してあったのだ。
それには輪〆の注連縄が掛けられており、風雨にさらされたウラジロやユズリハがあった。
七、五、三の姿はまさに注連縄の様相であった。
当時、付近の畑におられた女性に尋ねてみたところ、床の間に飾る注連縄と同様にオシメサンと呼んでいたが畑の主は不在。
「大晦日の前日辺りにしているのでは」の一言を聞いて採訪した。
が、そこにはなかった。
翌日の朝も畑に行ったがそれはなかった。
止めてしまったのではと思っていた。
念のためと考えてこの日にやってきた今市の畑。
そこに有った注連縄飾り。
ダイダイは竹の天辺に挿してある。
昨年と同じ様相だ。
注連縄はもう一か所ある。
そこでは枝葉付きの竹であった。
天に登るような姿は神々しい。
形はさきほど注連縄のとは多少異なる。
この辺りをいつも散歩されていた男性の話では苗代時期まで立っているという。
田植えが終われば、その苗代辺りに放置されていたと思うと話す。
そう、その場は両方とも苗代床なのである。
苗が育つように豊作を願う注連縄ではないだろうか。
(H24. 1. 5 EOS40D撮影)
広大寺池の西側にあたる畑だ。
そこには一本の竹を畑に挿してあったのだ。
それには輪〆の注連縄が掛けられており、風雨にさらされたウラジロやユズリハがあった。
七、五、三の姿はまさに注連縄の様相であった。
当時、付近の畑におられた女性に尋ねてみたところ、床の間に飾る注連縄と同様にオシメサンと呼んでいたが畑の主は不在。
「大晦日の前日辺りにしているのでは」の一言を聞いて採訪した。
が、そこにはなかった。
翌日の朝も畑に行ったがそれはなかった。
止めてしまったのではと思っていた。
念のためと考えてこの日にやってきた今市の畑。
そこに有った注連縄飾り。
ダイダイは竹の天辺に挿してある。
昨年と同じ様相だ。
注連縄はもう一か所ある。
そこでは枝葉付きの竹であった。
天に登るような姿は神々しい。
形はさきほど注連縄のとは多少異なる。
この辺りをいつも散歩されていた男性の話では苗代時期まで立っているという。
田植えが終われば、その苗代辺りに放置されていたと思うと話す。
そう、その場は両方とも苗代床なのである。
苗が育つように豊作を願う注連縄ではないだろうか。
(H24. 1. 5 EOS40D撮影)