マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

今年は30日に買い出す奈良県中央卸売市場

2020年07月20日 10時37分26秒 | だんらん(大晦日買い出し編)
今年もあと二日間を残すだけになった。

一年の廻りは実に早く感じる。

一日、一日を大切に実のある暮らしをしていかないと後悔ばかりが・・・。

悔いを残さないようにだらだら生活をあらため一分、一秒に集中したいものだが・・。

例年なら大晦日の早朝に出かけるお正月の買い出しであるが、31日は朝からの取材が入っていた。

時間的には切羽詰まっていないが、心の余裕を、と考えて一日早めた30日に設定した。

かつて30日の奈良県中央卸売市場は買い物客でごったがえす、と云われていた。

それを避けたいがための大晦日の買い出しであるが、いっぺんは試しに、と思う気持ちもあった。

客数の多さはわからないが、到着時間は例年と同じの朝6時とした。

丁度の時間に着いた奈良県中央卸売市場。

駐車場の状態がまったく違う。停めようとした場所に、多数の段ボール箱が積まれている。

この場所は・・・青果市場だった。

大晦日の朝6時はほぼ店仕舞い状態であるが、30日はこれからが始まりのように思えた積み状態である。

小雨がパラパラ。

避けるためもあって市場内に入る。

ここはどこ。

お食事券を販売しているうどん屋さんだった。



ガラス越しに店内を覗いたらお客さんらしき人が座っていた。

500円のきつねうどんを食べているんだろうか。

購買客の人の波はすごい。



なかなか前へは進めない。

通りで品定め、価格交渉をしているのか、すし詰め状態に近いようで渋滞を起こしている。

我が家の買い狙いで外せないのは鮪と鰤。

プラスえび天に玉子焼きである。

追加にえーものがあれば・・・。

通りをずっと奥まで行って・・あれぇ。

探しているお店が見つからない。

とうとう市場の棟の端まで行ってしまったのに見つからない。

何故に見つからないのか。

通り過ぎたとは思えないが、このごったがえし状態ならありえるかもと、裏側に廻った。

その光景もまた大晦日とはまったく違う。

売り物の順番待ちがずらりと並ぶ。

本日は、これからもお客さんが増えるのだろうな。

お晦日であれば店に売るものがなくなれば閉店店仕舞い。

焦ってくるのもなんやから30日に。

安心して買いたいものを探せる。

まぁ、そういうことだ。

もう一度、入店した地点に戻ってふりだし。

今度は丹念に見ていく。

まぐろの切り身がどでーんであるが、尻尾部分はさすがに安い。

いわゆる筋があるから安くなる。

一方、筋がまったくない切り身は高い。



当然であるが、4千円では手が動けない。

お目当ての都水産が見つかった。

いや、見つかったのは看板にあった店舗名を消した状態だった。

シャッターは下りたまま。

こりゃなにかがあったのだろう。

都水産の売り子さんの女性はなぜか私の顔を覚えくれていた。

それが気に入って・・というのもあるが、その場で大将が半身にしてくれるのがいいから。

伐りたてであれば乾燥もしていない状態。

頭も背中のアラも綺麗にして袋に詰めてくれる。

仕入れの状態によって値段は決まる、というかグラム当たりの販売だった。

どれでもこれでも3千円で売っているのは何を基準にして価格設定しているのがわからなくて・・。

そのお気に入りの都水産が消えた。



仕方なく、といえばアレだが、向かいの㈱丸昌で買った片身のブリ。

背は切り身に腹は造りということでしょうか、そのまんま。



食べたいときに切って食べる腹身は脂がのってうまいだろう。

これで3000円ぽっきり。

ちなみに都水産のことを尋ねてみた。

なんでも大将の具合が良くなくて、今年の5月に閉店したという。

奇麗なお姉さんやったと同じ印象をもっていた㈱丸昌のおかみさん。

これもって帰りな、と云われて差し出された袋入りのブリアラ。

頭から背骨からまんま袋入り。

これって美味いよねと言ったら、もう一袋あげるよとくれたが、冷蔵庫に入りきらない。

難・・。

さて、鮪である。

あっちの店、こっちの店と品物を見て比べ。



今にも大きな鮪を解体しそうな店舗もあったが、待ちきれん。

仕方ないといえばアレだが、これで4千円と言い切った㈱丸二商店の生まぐろ。

うちは冷凍と違うで、というが、みな冷凍のように思えるのだが、そこは信用して買いにした。

これは食べたい。



そう思ったタイの子。

他店舗では1パックが1800円。

でかいタイの子だから、まぁそれなりの値段であるが、大きいのはイヤと云ったかーさん。

小さい方が食べやすいし、旨いよと店員さんのお奨めもいただいて1パック1500。



なんとなく足らんような気がして2パックも買ったお店はたしか㈱大丸水産だったと思うが・・。

青果、海鮮棟を離れて西側の棟に移る。

鰤も鮪もタイの子も持ったままで買い物はしにくいから車にとりあえず仕舞い込む。

さて、この棟では肉系に玉子焼きにえび天である。



先に買った玉子焼きことだし巻きは㈱ビッグウェイフーズ。

焼きたてが棚に並んでいるからこっちをもらう。

1本が税抜きの180円。

今年の正月はおふくろと一緒になんで3人。

小型のだし巻きの2本にした。

次はえび天であるが、蕎麦は買わない。

というよりも既に購入済みである。

これまでの失敗を避けてコシのある蕎麦狙い。

そう、冷凍うどんに味を覚えた私は冷凍そばに切り替えた。

冷凍庫さえ空きがあれば、冷凍もん。

購入先はOK牧場の業務スーパーである。

買い置きしていたからえび天だけは必須。



目指す店舗は奈良県麺類卸売㈱。

ここもまた大晦日よりむちゃ多い購買客。

ごったがえすまではいかないが、奈良県麺類卸売㈱なんて通路まで売り場を広げている。



もちろん通行の邪魔にならん程度に、であるが。

えび天大は1本で税込み175円。

大きさは変わっていないと思うが、昨年は200円だった。

その前の年は175円。

景気によって変わるのかなぁ。

さて、牛肉である。

購入先はジュルネフーズ㈱しかない。



考えるのはどのすき焼き肉を選びかだけ。

決めたすき焼き肉は100gが480円。



昨年は580円しかなかったからそれにしたが、今回はこれで決まり。

求める量は800g。

順番待ちで時間がままかかる。



受け取ってすべての買物を終えて帰路につく。

帰ってから買い物を整理していたかーさんが云った。

注文した肉の量は800gだったのに、伝票は1kgとある。

伝え方が悪かったのか、それとも・・・。

念のために自宅計量器で計ったら800gしかなかった。

伝票の誤りである。

と、いうことは損している。

電話をかけて状況を伝えたところ、当方の誤処理と判明したので、返金します、ということだった。

返金対応については正午までに来店、お越しいただきたいと・・いう。

今から出かけるには無理がある。

先行は民俗行事の取材。

奈良市佐紀町に鎮座する亀畑佐紀神社の大祓がある。

正午までには終わるだろう。

そう思っていたが・・縄掛けを待っておれば、肉屋のジュルネフーズ㈱が店仕舞いしてしまう。

佐紀町からは往復で1時間。

縄かけは諦めて奈良県中央卸売市場に急行する。



返金処理の1137円を受け取って大慌てで戻る佐紀町。

綱かけは終わっていたが神事には間に合った。

(H30.12.30 SB932SH撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。