マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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コロナ渦中であっても、円形の砂撒きを継承していた精華町祝園の民家

2024年06月04日 07時44分56秒 | もっと遠くへ(京都編)
京都府相楽郡精華町菱田。

コロナ対策中の春日神社で行われる年越し大祓。

宮守さんの御供あげを見届けて
、ハンドルをにぎった。

行先は、隣接する村落。

1月に行われる神事ごと。

「いごもり祭」行事をされている地域。

精華町の祝園(ほうその)。

年中行事に子どもたちが囃し立て中地区を巡る「二月節句の年越しおんごろどん」も取材した。

また、「いごもり祭」の際に受け取った稲籾を添える苗代の水口まつりも。

しかも、中秋の名月に子どもたちが集落を巡り、かつては月見団子、現在はお菓子を盗ってくる村公認の行事。

まさか、祝園にお月見どろぼうの行事が行われていたとは・・・

さらに、取材させていただいた大晦日にカドニワに砂を撒く習俗も記録した。

その砂撒きは、西北地区に限られ、今なお継承している民家は、ごくわずか。

平成30年に訪れ、数軒のお家がされている、とわかった。

あれから3年。その後も継承されているのか。

その確認に立ち寄った祝園の西北地区。

お家はどのあたりか、記憶に新しい。

確認がとれたお家は2軒。



馬場脇に住まわれるNT家。

また、同じく駐車場に大きな円を描いていたNM家。

午後3時過ぎの時間帯に表敬訪問したいが、久しぶりの対面に会話が長くなるかも・・

そう判断してお声をかけずに失礼するが、まだ見ておきたい大晦日の民俗。

地元、奈良県に戻り、次の行先に向かった。

(R3.12.31 SB805SH/EOS7D 撮影)


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