マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

東村のツナウチ

2013年03月22日 06時50分41秒 | 大和郡山市へ
結った綱は海老の形にする東村のツナウチ。

1月8日には矢田坐久志玉比古神社の鳥居や主人神社に大綱を掛ける。

その大綱作りをするのは正月の二日と決まっている。

大綱を作るのは宮座組織の北座の東村、中村、横山地区の人たちである。

拝殿で大綱を作るのは横山と中村であるが、東村は当番の前庭で作る。

毎年交替する当番の家に集まってきた5人が大綱を結う。

出来上がった綱を折りたたんで二重にぐるぐる巻く。

適度な長さに折り返す綱は4本。

それが心棒になる。

両端を細藁で縛って固定する。

心棒の綱をくるりと浮かしながら巻いていく。

最後まで巻いたら両端を微調整して綱を仕立てる。



こうして完成した大綱は形を整えて当番の家の玄関口に納めた。

8日の朝まで奉っておく大綱はまさに海老の形である。

(H25. 1. 2 EOS40D撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。