マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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白土町白坂神社・かつてドウガイの名で呼んでいた簾型注連縄掛け

2020年08月04日 09時33分56秒 | 大和郡山市へ
元庄屋家のゾウガイ注連縄を拝見して地区に鎮座する白土町・白坂神社に向かう。

神社に座六人衆が動き回っている。

鎮守の森の樹を伐採。

本社殿に注連縄。



そして鳥居に簾型注連縄を架ける。



六人衆のほとんどは若いが一老を務める人は70歳。

簾型注連縄の名前は、と聞いても別名はご存じない。

80歳以上であればドウガイの名が口に出る。

平成21年に取材したときの地区長老はゲートボール場にいた。

もしかとして尋ねた注連縄はドウガイと呼んでいた。

世代、年代によって別名を知る人と知らない人に分かれる。

ちなみにこの年の道作りは午後になった。



平成21年、22年当時は大晦日迎える直前の日曜日に境内の清掃等を経て鳥居に注連縄を架け、大晦日の早朝に神さんが通ると云われている砂の道を敷いていた。

効率的にできると判断したのか、以降はすべての作業を大晦日に移したようだ。



ただ、大晦日の午後3時には氏子たちが鏡餅とか献酒などと参拝する。

その時間までに作業を済ませないと参拝できないので、午後に回した作業は急がなくてはならないようだ。

(H30.12.31 SB932SH撮影)
(H30.12.31 EOS7D撮影)