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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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太田のイネカケ

2015年05月13日 07時32分33秒 | 民俗あれこれ(干す編)
葛城・寺口の行事取材の合間に通りがかった太田。

刈りたての稲を干していた。

夕方近い時間帯に一人で作業をされていた。



足場に杭を打ち込み一条刈りの稲刈り機で刈った稲を架けていた。

明日は息子らが手伝ってくれるからそれまでは下準備。



ハザカケしたら3週間も干しておくと話す。

そうすれば米が美味くなると云う。

太田でハザカケをしているのはご主人ともう1軒ぐらい。

10月11日、12日は大字太田のだんじり巡行。



海積神社・神明神社の祭礼に出幸する。

見に来てほしいと云われるが難しい。

藁は何に使うのか。

ご主人の答えはコンニャクイモの防寒。

マルチシートであれば覆われた地面の熱でうまく出来ない。

「通風が大事だ」と云う。

コンニャクイモは田主が高齢になられ稲作をやめた荒畑地。

山の風が吹き下ろす冷涼な畑地を耕作して栽培している3年もの。

今年で2年目になる。

近くにできる「道の駅で販売しようと考えている」と話していた。

(H26.10. 7 EOS40D撮影)