今年は天候が不順だ。
2月は初夏の陽気かと思える日々があった。
そのままだったら稲も育ちが良く、農作業が忙しくなるだろうと思っていたが、3月に入ると冷え込む日々となった。
4月もそうだった。
例年なら5月3日に田植え初めの「植え初め(うえぞめ)」をしている。
4月25日には霜が降りた。
屋根には霜柱が立った。
これでは苗が育たんようになるといって、植え初めの実施日を送らせた。
水を張った田んぼの春は遠い。
お茶も遅れていると話す山添北野のI氏の奥さん。
昔は4月15、16日に獅子舞がやってきた。
その日、田んぼに水を落とした。
苗を芽吹くには袋に入れて風呂に浸ける。
それを苗代に落とした。
これをモミオロシと呼んでいた。
外でしていたので今年のような天候でも苗は強靱に育ったという。
田植え初めは田んぼの畦にカヤと苗を植える。
そこには祈年祭でたばったサカキも挿しておくそうだ。
(H22. 5. 1 聞き取り)
2月は初夏の陽気かと思える日々があった。
そのままだったら稲も育ちが良く、農作業が忙しくなるだろうと思っていたが、3月に入ると冷え込む日々となった。
4月もそうだった。
例年なら5月3日に田植え初めの「植え初め(うえぞめ)」をしている。
4月25日には霜が降りた。
屋根には霜柱が立った。
これでは苗が育たんようになるといって、植え初めの実施日を送らせた。
水を張った田んぼの春は遠い。
お茶も遅れていると話す山添北野のI氏の奥さん。
昔は4月15、16日に獅子舞がやってきた。
その日、田んぼに水を落とした。
苗を芽吹くには袋に入れて風呂に浸ける。
それを苗代に落とした。
これをモミオロシと呼んでいた。
外でしていたので今年のような天候でも苗は強靱に育ったという。
田植え初めは田んぼの畦にカヤと苗を植える。
そこには祈年祭でたばったサカキも挿しておくそうだ。
(H22. 5. 1 聞き取り)