こどものつばめはひとりでそらへとびました (保育男子)
*
「たくさん生きるんだよ、おまえも」
じぶんではないだれかを祝福することがじぶんのよろこびでありみんなのよろこびであるかのように
やさしい魔法のつぶやきがこだましていた
もちろんそれだけではなかったけれど耳を澄まさなくても聴こえていた
(出典:金子兜太監修『子ども俳句歳時記』蝸牛社)
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