イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

ジャガイモ、”気持ち”で豊作!

2010-07-17 17:25:23 | 農業

 今年の梅雨は空梅雨模様で暑い晴天が続いている。畑のジャガイモも苗が倒れて枯れ始めた。収穫せよとのサインである。

1ヶ月前に患った左手親指のバネ指はまだ少し痛む。バネ指への負担を考慮して1週間前から小分けしながら収穫を始めた。

男爵とメークイーンを同時期に半々で植えたのであるが、男爵の苗の方が前に枯れ始めた。収穫は平年並みであった。後半はメークイーンであったが収穫は嬉しいことに豊作であった。

畑から持ち帰ることの出来ないような極小なもの・病気を持っているもの・極端な奇形をはじくと男爵は8割、メークイーンはざっと9割が正味である。

    Photo_3 (苗の倒覆、収穫のサイン)

    Photo_4  (男爵収穫、作況は並み)                           

                    

随分と立派な歩留まりであるがイワン・アサノヴィッチは”兼々業農家”である。店に出すようなものを作っているわけではないので、店頭で売られてはいないような小さ目のものも捨てずに持ち帰っている。

売り物としてカウントするともう2~3割は減るだろう。そんなことを考えるとプロの生産農家は畑から市場に持ち込める量はざっと6~7割ぐらいであるのだろうか?

2年連続のジャガイモの失敗を今年は何とか豊作にすることが出来た。阪神タイガースの金本知憲選手が、よく決勝ホームランを放った後のヒーローインタビューで『あのホームランは気持ちで打ちました。』と応えている。

まさか!と思っていたが、尽くせる手段を全て講じた後に、残された手段は”気持ち”しかないのかも知れないと、今回のジャガイモづくりで思い知らされたようだ。


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