イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

”家庭菜園愛好家”のマナーが悪い

2013-09-16 13:08:15 | 農業
  

今年の農場は春先に異変があり、その影響が今も続いています。

隣の圃区の借り手のオバサンが撤退してしまったのです。
マナーは良くなく、夫婦でやっていたにも拘わらず、旦那も余り好きでなかったかあるいは知らなかったで、圃場づくりの力仕事に手を抜いていたのです。

6年間、隣で見ていたのですが、有機肥料をまるで施していないのです。
アドバイスをしたことも在ったのですが、生返事が帰ってくるだけで「オカネと手間のムダと言わんばかり」の態度でした。

そのくせ『私は自然や環境を大事にする人間』だ、なんて宣っているのです。
こんなの「エセ環境保護市民」です。口だけなのです。苦しい行動や実践をしたがらない観念的人間なのです。

撤退は案の定、地表に見える草や作物を切り取って行っただけの作業でした。
即ち、根っこは全部残したままでした。

悪いことに、このオバサン宿根草の花もいっぱい植えていたものですから地中は結構と大きな根っこだらけで、とても畑とは言い難い状態でした。

有難いことに地主さんが理解の在る方で、わざわざ少し大き目の耕耘機を持ち込んで直ぐに耕してくれたのです。
『根っこだらけで、畑じゃない。』と作業を終えて地主さんは苦笑していました。

家庭菜園ブームに乗っかった、この手の俄づくりの「愛好家」が急増・蔓延しています。
企業戦士だった団塊世代が大量定年を迎え、自然回帰を始めた、とかなんとかマスコミに言われて「口だけ自然派」のオジサンオバサンが闊歩しているのです。

また「趣味と実益を兼ねている」 という触れ込みで家庭菜園が人気なのですが、これもマスコミの、決して悪意とはいわないが影響なのでしょう。

踊らされるのはいつも、市民(市民にも色々いるけれど)と言う図式です。

撤退後は次の借り手も居ないのでイワン・アサノヴィッチが借りる事になりました。
現在100坪の圃区を借りていますが、新たに50坪が増えたのです。

地主さんが大きく耕してはくれたものの、「のっぱら」は有機分が極端に少なくパサパサで直ぐに固くなってしまいます。

雑草を根っこから一本々々手抜きをしなかった圃区は、一雨で緑の絨毯と化してしまいます。
イワン・アサノヴィッチは腐葉土と堆肥を大量に施して、今なお現役中の大日小力という管理耕耘機で鋤込み耕運を6回もしました。

勿論のこと合間々々には除草鎌を持って、ギックリ腰の身体を押して、一本々々の草の手抜きもしました。こんなに手間を掛けた畑はありません。

マナーの悪い家庭菜園家が残念ながら少なからず居ます。<o:p></o:p>
 


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