既報のとおり、「特定秘密保護法」が自・公のごり押しで、6日の深夜に国会(参議院)を通過してしまいました。
ご承知の通り、先立つ衆議院本会議の前日には、広く国民関係者の意見を聴くということで公聴会がもたれました。
場所は福島県。
自民党推薦の参考人は、3・11の被災者でもある福島県浪江町の町長が出席しました。
これは原発関連の「秘密」も保護の対象となることから、わざわざ原発被災者代表を招聘するという、手の込んだ自民党の猿知恵です。
公聴会の議論の結果は各党推薦人の全員が「特定秘密保護法」に反対か疑念を発言して終了したのです。
翌日、自・公は公聴会の論議など何処吹く風とばかりに、そして恥じ入ることもなく強行採決をしてしまったのです。
公明党は多くの国民ばかりではなく、真面目な創価学会員をも裏切った欲深な政党に堕しています。それはさておき。
昨日の今日の話ですから、じゃあ昨日開かれた、全員反対の公聴会は何だったのだ!ということになってしまいす。
「自民党によるアリバイ公聴会」と断じたメデイアもありましたが、まったく同感です。
じじつ参考人で呼ばれて発言をした浪江町長自身も、懸念を表明していました。
ひとを馬鹿にしていると言わんばかりでしたが、まさにそのとおりです。
無理を通せば道理が引っ込むの譬えではありませんが、この暴挙にもひとしい自・公のなりふりの因果応報は遠からずやってくることでしょう。これもさておき。
はたして国家の重要課題の論議の過程で、公聴会が単なる政権のアリバイづくりの結果で終わってしまって良いのでしょうか?<o:p></o:p> じつはイワン・アサノヴィッチは在るまちの審議会委員(公募)なのです。
つい先日は二年間かけて審議した答申案をひとつ作成し提出しました。
非常に審議時間が不足していたもので駆け足審議会になってしまいました。
自身としてはもう少し審議・議論したかったと不満な気持ちでした。
そんな矢先に国のアリバイ公聴会の話しですから、ちょっぴり考えさせられてしまいました。
ひょっとしたら、全ての審議会や公聴会は政権・当局のアリバイのために設けられているのではないか?
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