今日は初夢を見そびれた。
覚えていないだけかもしれないが、どちらにせよそれほど印象の強くないものだったということだ。
その代わり、昨日と同様今まで浮かんだことのないイメージがやってきた。
それは、考え続ける中に思考の隙間ができて、そこに見えない世界からのメッセージやビジョンが入り込んでくるというものである。
集中力を欠いたために思考が断絶してできる隙間ではない。
絶え間なく突き詰める過程で場が転換し、違う次元との接点が生まれるのである。
思考による、斜面を登るようななだらかな前進はある。
だが、それでは答えが出てこないときに、自分を追い詰めて一段上の場に足を踏み下ろすことができる。
考えに考えを重ねて日がな思考に没入していた科学者が、散歩の途中に法則や発明を思いついたりするようなものにも近いと思う。
ヒーリングの手法はこれまでブログに種々書き連ねてきたが、いかにメッセージを受けるかを僕は伝えることができなかった。
その方法の一つと言って良いかと思う。
強制的にその状態に入る方法だが、[だるさ、眠気をヒーリングでどう抜くか]で書いたことに似てくる。
それは思考を追い詰めるということだ。
思考を圧縮し続けて隅に追いやり、逃げ場のない思考がその瞬間を招来する、というのが僕の主観からの印象だ。
身体や意識を使うことに上達すれば、いつでもその異空間に入り込むことはできるだろう。
そうでないならば、呼吸を吐くことに徹してその状況に自分を置くことに努める。
あとはどこに導かれようと、心を乱さないことだ。
意外な展開に気持ちが散らされれば、せっかく捉えかけた姿を見失ってしまう。
単発の一瞬の答えやビジョンである場合はそれでも良いが、そこからが長いメッセージの始まりの場合、続きを失わないように淡々とした呼吸を貫きたい。
これは僕にとっても課題である。
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