鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ブログ書いてる場合じゃないんですけど・・・。

2007-09-19 19:59:50 | Weblog
空気がヒンヤリ・・・金木犀の香りもどこからかほんのり・・・。

・・・なんて、ブログ書いてる場合じゃないんですよ。本当は・・・。
明日は、会社ですね、朝礼当番っていいましてね。だいたい月に1回程度なんですけどね。
・・・みなさまの前で、スピーチしなければなりませんの。
3分間スピーチと申します。
前社長が提案した負の遺産として、未だに続いてんのね・・・

本日は、ネタは、確保したものの、原稿まとめていないし・・・これからやんなきゃなんないのね。
なのに、ブログ書いてる・・・おいおい・・・。

20人前後のヒトの前で、3分間砂時計の砂が落ちるまで、スピーチしなければ、ならないのですけどね。これがもう、緊迫感あふれる3分なんですわ・・・。

実際のところ、ネタにはあんまり困っていないんですけどね。
あの場に立つとものすご~く緊張いたします。
3年以上やってるんだけど、未だに慣れない・・・もともとアガリ症なワタクシです。

よく舞台で、俳優さんなんかがセリフが出てこなかったするときのあの間・・・。
客席にも緊張が走りますよね。あんなカンジ・・・。

俳優さんたちは、まあ、中劇場で400人から800人、大劇場なんかだと、2000人前後ですか・・・たくさんのお客さんの前ですもんね。
俳優さんたちとは、ケタが違いますが、たかが、3分もたすの大変なんですよ。

受け狙いの冗談がまるっきり滑ったり、笑っていただいくところで、シ~んとしてしまったりで、
聴いてる人のレベルに合わせてお話を考えなくてはいけないのでしょうけれども、これもなかなか難しいところです。

もともと営業さんの教育の目的みたいだったのだけど、ワタクシ、事務職以外経験ないし~ぃ・・・
社員も現社長も止めたがっているのですけどね・・・誰も何にもいいません。

一度、上司の課長に
『もうやめよ~よぉ』と言ってはみたのですが、
『○○部は、英語でやんなきゃいけないんだよ。日本語でいいだけ有難いと思いなさい・・・』
と言われてしまいました。

絶句・・・困難にも、レベルの高さがあるんですのねぇ・・・


三毛猫堂・・・二年半ぶりに猫と戯れる・・・。

2007-09-18 20:36:02 | Weblog
ちょこっと涼しくなってきたようですが、今年の残暑は、なんざんしょ・・・すみません・・・滑りました・・・。

今日も我が部の社員は、私以外、全員出払ってしまいました。
キンチョー感も超ミニマムでございましてね・・・。
午前11時半をまわったあたりから、どっと眠気が差してきて、このままでは、午後は確実に沈没だわなぁ・・・という間違いようの無い予感・・・。
予防対策で、自車で、仮眠という対処方法・・・。

少し、眠って、さて、また午後から頑張るか・・・と車の外を見ると・・・なんと!白いネコがいるでは、ありませんか・・・。

2年半前に、ネコとお別れして以来の接近遭遇。

首輪をしたまだ、オトナになっていないくらいの細い猫。

そぉ~と近づいても、逃げません。ヒトになれた飼い猫のようです。
『おいで。おいで。あそぼ!』
と声をかけるとナント・・・側によってきてくれるではありませんか・・・随分とひとなつこい子です。

身体は、真っ白ですが、顔と耳がほんのすこし、うす~い茶色。
瞳は、きれいな水色・・・サファイアブルーもいいけれど、淡い水色もとてもとても綺麗。
『撫でてもいいかなぁ~』
と一応おことわりして、なでなでしてみました。
『ネコである!』
2年半ぶりなんだよ!ネコ触るの・・・。

この子は、コロンと横になり、おなかを見せてくれる。

『しょーか、しょーか(そうか、そうか)。おなかもなでなでさせてくれんの。いい子だねぇ。よしよし。何処の子なの・・・。か~いいねえ(可愛いねえ)。』
・・・と他人が聞いたら、バカでは、ないかい?・・・と思われる赤ちゃん言葉。
おなかを触っても爪を立てない・・・おっとりした白猫さんでした。

残念・・・もうすぐ、始業のチャイムが鳴る。

もう少し、遊んでいたかったけど・・・。

明日も会えるといいな・・・。


本日、全国的に休日ですが・・・。

2007-09-17 21:48:41 | Weblog
残暑残暑猛暑・・・。

本日は、全国的に国民の休日のハズなのですが・・・But・・・ワタクシの会社は、平常営業ってな訳で、今日は、出勤とあいなりました。
道路は、すいていて、信号待ちも少なくて、毎日こうだとよいのになぁ・・・などと思いながら、時々、お昼ごはんを買っていくコンビニの前を通過したら、駐車場は一杯でした。
みなさんどこかへお出かけのようです・・・。

他の会社は、お休みのところも多いから、電話も少ないだろし、ちょっとゆったりめの月曜となるハズ・・・だったのですが、金曜日に、半休とってLiveに行ってしまったため、机の上は、書類で満載・・・あらあら・・・。

・・・でも・・・いいか、今日は、猛暑だし、家にいたってどうせ暑いし、会社のエアコンで、冷やして貰おう・・・。

仕事中・・・ああ・・・PRISM・・・聞きてぇ~なぁ・・・と思うことしばし・・・。
メロディが頭の中を錯綜するし・・・。
誰か、BGM流してくんないかなぁ・・・。

オフィスにいるのに、完全に思考が自宅のお茶の間化してしまった月曜日です。

たまには、いいか・・・全国的にお休みだしな・・・。
我が部は、何故か全員何処かへかりだされ(会議だとか、他の部の応援とか、何故か出張のヒトもいたな・・・病欠もありだし・・・)今日は、電話番。
どうせ、電話もかかってこない・・・。

夕食は、どうしよう・・・。暑いから、さっぱりしたものが食べたいよな・・・。

金曜日の分、やってしまわないと・・・。一応仕事はしてんのよ・・・思考は、全く別のこと考えているんだけど・・・。

今日は、全国的に休日なのです・・・。


PRISM 『blue…』

2007-09-16 11:39:59 | 音楽
今日も残暑が厳しいようです。
何時までも、だらだらと暑いですねぇ・・・今年は・・・。

今日は、PRISM のCD 『blue…』

2ヶ月くらい前に、購入したのだけど、なかなかじっくり聴けなくて(ごめんなさい。他のアルバム聴いてたのね・・・GRASS BALLEY とか・・・)、一昨日の岡崎司さんのLiveでPRISMの木村万作さんが、ドラム叩いてたんで、あっそうだ・・・じっくり聴かねば・・・と思い立ちました。

今年の夏は、ホント、CD買いすぎっす・・・。
開封してないのが、まだ、7枚もあるぅ~・・・

ワタクシってば、1枚聴くのに、一ヶ月は軽くかかっちゃうんですよねぇ・・・トラック数とか、好き嫌いとかの要因は、あるけど・・・好きになったら、1ヶ月そればっかりだもんねぇ・・・
何とかなんないかしら・・・この聴き方・・・。もっと要領よく聴けんもんだろうか・・・。

・・・という訳で、今日は、PRISM のCD 『blue…』なんですの。

これは、思いっきりJazz系フュージョン。ただ聴いているだけでいいと思います。

やはり、昼間よりは、夕刻から夜とか、ドライヴしながらとか・・・本を読みながらとか、そういう感じで聴いていただくのがいいかと思います。
BGMとして聞き流しても、全然、うるさくないと思うし、こういう音楽を聴きながら、お酒でも飲みたい雰囲気(ビール1杯が、限界のくせにエラソーに言ってしまいました。でもね。酔っちゃう訳じゃないのよ。酔わないんだけど、胃が一杯になっちゃうんですもん・・・。だから、私は酔った事ないですよ。アルコールでは・・・って他になんで酔うのかというと、俳優さんの美しさとか、Liveの Soundとかには、簡単に酔っちまいますけど・・・)。

とにかくムードは、おとなモード。
ベテランミュージシャンの凄さを感じて下さい。
全然、不安なく聴いていられますよ。そのあたり、サスガ!!でございます。

ワタクシは、オープニングの『Aqua Bondi』 と『Scent of Rain』、『絆―Affection-』が今のところお気に入りです。


岡崎司「WORKS」Live vol.2 観てきました!

2007-09-15 11:39:03 | 音楽
今んとこ、明るい曇りで、気温も結構高い・・・残暑の土曜日でございます。

昨日は、岡崎司さんのソロ・ライヴにいってきました。
帰宅したのは、今日になってしまいましたよ・・・。

目黒のBlues Alley Japan というライヴ・ハウスで、フレンチのミニ・ディナーとお酒を楽しみながらのライヴです。
実は、こういうライヴは、初めてだったんで、結構、ドキドキ・・・(なんせ、どういう仕組みなのかお店のシステムがよくわからなかったんで・・・お友達に同伴してもらいました。忙しいのに付き合ってくれてありがとね。)。
でも、しっとり、オトナの雰囲気でしたよ。

岡崎司さんは、劇団☆新感線の舞台音楽を担当されていますが、ここんとこ、露出度高いですね~
・・・ファンとしては、嬉しいかぎりです。

舞台で、流れるあの印象的な音楽を作った方に、こんなに近くで会えるなんて感激です。

私のテーブルの位置からだと、右足をチョット前に出してうつむき加減で、ギターを演奏される岡崎さんのフォルムは、まるで、マリア観音のフォルムそのもの・・・。

音を観づる・・・地上に舞い降りた観音さまでございます。
『司(つかさ)観音』と勝手に呼んでおります。

岡崎さんのトークも素敵でした。

キーボードは、あの松崎雄一さん、ベースは、ジミー前田さんと岡崎組のメンバーさんに加えて、ドラムは、プリズムの木村万作さん。笛・サックスの吹き物は、おかげさまブラザーズの金子鉄心さん。

ゲストは、民謡歌手の木津茂理さん・・・すごい声の方です。
ヴァイオリン・二胡の土屋玲子さん・・・とても繊細でお綺麗でした。
新感線の高田聖子さんも参戦です。

お料理は、前菜が特に良い出来でしたし、メインも美味しかった・・・ただ、お料理の出るタイミングが、遅かった・・・のが少し残念。
狭いスペースで、あの人数のお客さんにサービスをするのも大変なのかな・・・普通のお食事だけのレストランとは、やはり勝手が違うらしい。

演出家のいのうえひでのりさんがお隣のテーブルにいらっしゃいました。
今年三度目の遭遇・・・です。


今日の空は、Blue・・・

2007-09-13 20:27:36 | Weblog
久々のSunny day・・・朝方は、少し肌寒い感じでした。
雲の切れ間からみえる青空も夏のものとは、チョット違う色のようです。

画材店で見たアルミチューブの油絵具セルリアン・ブルー・・・。
ブルーなんだけど、少し愁いを含んだような青・・・。

青ですね・・・。

ワタクシは、致命的に赤が似合わないのです。
赤を着ると、顔が青く見えてしまうのです。

だから、母は、紺色とか青とか、そんな色の服ばかり着せておりました。

赤の似合うヒトは、いいな・・・。
赤い服が着たいな・・・。

真っ赤なルージュに、真っ赤なマニュキア、赤いエナメルのピンヒール・・・。
ピジョン・ブラッドのルビーのリング・・・。

赤に選ばれないワタクシは、青が好きになりました。

ブルーサファイア、タンザナイト、ブルートバーズ・・・多少違けれども、エメラルド・・・。
私の小さな小さな宝石は、青い色のものばかり・・・。


今日の空は、ブルー・・・愁いを含んだセルリアン・ブルー・・・。


☆☆☆

明日は、岡崎司さんのソロ・ライヴをみにいきます。
当日中の帰宅が、難しいので、ブログはお休みです。


『雨の日のネコは、とことん眠い(加藤由子著)』

2007-09-12 20:34:57 | 本・読書
今日の朝も土砂降りの雨・・・
これで、仕事さえなければ、ゆっくり土砂降りを楽しめるんだけどなぁ・・・
休日、予定のない雨の日は、結構好きだ。
何時までも寝ていられる・・・雨は、全ての行動を諦めさせてくれるから・・・。

雨の朝は、寝覚めが良くない。
いつまでも、いつまでも目が覚めない・・・社会人にとっては、致命的な欠陥である。

前世は、猫だったのではないだろうか・・・と思うくらい、眠い・・・。

『雨の日のネコは、とことん眠い』・・・猫の生態をとことん解き明かしてくれる楽しい本である。
著者は、加藤由子さん。
猫好きには、お馴染みの方である。

まだ、猫が野生だった頃の名残り・・・雨の日は、狩りが出来ない・・・狩ができないってことは、食事には、ありつけないってことで、当然おなかが空く。
空腹を抱えて、雨空を見上げているよりは、いっそとことん眠くなって、眠ってしまった方が、エネルギー代謝のロスが防げるって訳だ。


・・・前世、猫であった可能性が相当高いワタクシもやはり、雨の降る日は、身体がダルイ。
雨の日の私も、とことん眠い。


我が屋号の『三毛猫堂』の三毛猫は、2年半前まで、一緒に生活していた三毛猫から貰った。
この三毛猫とは、15年近く暮らした。
優しくおだやかな猫だった。

そういえば、ここ2年半というもの猫に触っていない。
猫が生活から無くなって2年半か・・・。

長いようで、何だか昨日の事のようにも思える。



『なめたらいかんぜよ!』夏目雅子さんと『鬼龍院花子の生涯』

2007-09-11 21:35:10 | 本・読書
朝方、土砂降りの雨に目が覚める・・・。
『・・・ってもう7時過ぎてるって・・・!!!』
新しい靴も、足に馴染まず・・・水溜りよけながら、ペタコン、ペタコンとコケそうになりながら、
走ったのだけど、諸行無常の鐘はなる・・・。


今日は、女優・夏目雅子さんの亡くなった日・・・27歳だったかな・・・28歳だったかもしれない・・・とにかく美しい女優さんでした。
ずいぶん、早く逝ってしまったひとでした・・・。


彼女の主演映画に、『なめたら、なめたらいかんぜよ!』の啖呵で有名な『鬼龍院花子の生涯』があります。
原作は、宮尾登美子さん。
私がこの本にであったのは、20代の初めの頃。

この有名なセリフは、映画と原作とは、全く違うシチュエーションで使われているのです。

ちなみに夏目雅子さんの役は、『鬼龍院花子』では、ありません。
『鬼龍院花子』のお姉さん(養女なので、花子さんとの血のつながりは、ありません)の松恵さんの役です。
鬼龍院家は、所謂、極道家業なのですが、この家に実家の困窮のため、養女として貰われて来た松恵さんの目を通した物語が『鬼龍院花子の生涯』なのです。

この『なめたらいかんぜよ!』のセリフも、原作では、苦労して一緒になった夫の田辺恭介を、戦争と病気で死なせてしまった松恵が、恭介の実家で、かたくなに分骨を拒む田辺家の人々の目を盗んで、恭介の遺骨の一片をやっと手にしたときに言うセリフ・・・。

映画と原作は、かなり違ったものがありましたが、スクリーンに映った松恵役の夏目雅子さんは、ホントウに、清楚で美しかったです。
亡くなる前の命の輝き・・・。

女優になる前から、いろいろ病気に悩まされた方だったと伺っておりますが、その片鱗さえ見せない、けれどもその病の翳りが憂いをおびた美貌に、紗をかけていたのでしょうか・・・

本当に綺麗なひとでした・・・。



かかとの折れたハイヒールを・・・。

2007-09-10 21:26:43 | Weblog
湿度が高い・・・蒸し暑い・・・梅雨のようだけど、梅雨の頃と違うのは、日没が早くなってるってことでしょうか・・・。
雨雲のせいもあるのでしょうけれども、18時を過ぎた頃、外は、もう暗い・・・。

朝、出社途中・・・会社の階段の途中で、ハイヒールのかかとが折れましてね・・・
今日は、雨がパラついているというのに、事務所外へ出るのに、社内(事務所専用)のサンダル履きで、一日すごしましたの・・・。

月曜なので、かなりBlue・・・
折れた瞬間、靴のヘリが、くるぶしに強打!!!!!!!
左の踝のあたりに、青タンができましてね。
内出血して、青紫っぽくなってきてます。

♪かかとの折れたハイヒールを、お前は・・・(この先ウロ覚え)闇(夜だったかな・・・)に脱ぎ捨てる・・・(投げる捨てる???だったかも・・・こんな詩だったかなあ?)なんて歌があったなぁ・・・タイトル忘れましたが、歌ってたのは、稲垣潤一さんだったかしら・・・

詩になるくらいだから、ハイヒールのかかとが折れるってことは、かなりインパクトの強い出来事なんでしょうけど、ワタクシの場合は、青タンだしな・・・色気もへったくれもありゃしません。

歌に出てくるハイヒールは、きっとエナメルのピンヒールかなんか・・・とても女性らしい靴なんだろうな・・・。

ワタクシのは、結構、太いヒールなのよ・・・最近のヤツなんでね・・・。
ちなみに高さは、6cmくらい・・・。
それが、パコンって折れちゃったのだもの・・・。
何だかな~~~・・・。

家人曰く、
『今度、買うときは、もう一寸値の張るものを買ったほうがいいんじゃないの?・・・やっぱり、安物はそれなりなんだからさ・・・。』

そうだね・・・でも、ありがとね。
折れるまで、働いてくれて・・・。
もっと綺麗な足のヒトが買ってくれたほうが、よかったんだけどさ・・・。
でもありがとね・・・。

秀山際九月大歌舞伎(夜の部)観てきましたぁ~。

2007-09-09 10:58:06 | 演劇・映画
夏が、また復活したような残暑です。

昨日、電車の窓からみた利根川は、台風9号の名残りで、かなり増水しておりました。
すごい雨だったようで・・・。

秀山際九月大歌舞伎(夜の部)を観てまいりました。

歌舞伎は、上演時間が5時間前後と長いんで、他の演劇と比べて、必需品が多いです。
まず、チケットは、忘れてはいけません(当然ですね・・・)。
次は、食料を調達しとかないと・・・・昼の部は、昼食時に、夜の部は、夕食時にかかってしまうんで、お弁当(食料)は、持参するのが、よいですね(歌舞伎座のなかにもいろいろ売店がありますけど・・・)。
ワタクシは、歌舞伎座の近くの三越の美濃吉にて、いつもお弁当を調達。
お茶は、自動販売機で、Get!
開演前には、歌舞伎座内(二階)の芝居茶屋にて、本日の甘味を下見(開演前と休憩時間の最初の頃は混雑しているんで、一寸、時間をずらしていくと待たなくて済むようですよ)。
座席について、開演を待つ・・・このひとときが、結構至福でございます。


さて、9月の演目。

壇浦兜軍記==阿古屋役の坂東玉三郎さん・・・相変わらず、お美しくて、この方は、床に足がついていないんじゃないかと思うくらい、隠れた羽があるのかなと思わせる優雅な動き、あの遊君の衣装を身に纏ながらの地上の重力の束縛を感じない・・・。
まばたきをするたびに、風がそよぐカンジだし・・・。
身の潔白をはらすため、琴、三味線、胡弓を演奏する難しい役を、完璧に演じているのは、凄い・・・。
(イナ・バウワーもありましたね)。

身替座禅では、市川団十郎さん、市川染五郎さんのコミカルな演技にふふふ・・・っと笑ってしまいました。
市川左団次さんの鬼のようなStrongな奥方も絶品・・・。

染五郎さんは、お正月の劇団☆新感線『朧の森に棲む鬼』以来ですが、スラリとして、見目麗しく、踊りも上手だし、あとは、声がもう一寸通ると最高ですね。

中村吉右衛門さんの『二条城の清正』は、重厚な演技で、圧倒・・・。
中村福助さんも貴公子然として、華がありますね。


来月は、怪談牡丹燈籠・・・観にいきたいなあ~。