今日も、くもりがちで、蒸し暑い日曜日。
午前中、ベランダの下の樹木や、庭に、アゲハ蝶が数匹、ひらひらと舞っていた。
一匹、二匹をみることは多いけれど、数が多いのは、初めてかな(以前、モンシロチョウが、集団?で羽化し、拙居室の隣の雑木林の中で、舞っていたことはあったけれど、アゲハ蝶はな・・・単独飛行しかみたことないし・・・)。
昨日の葬儀の疲れで、終日、ダラダラと横になって過ごす。
ときどき、10分、20分と浅い眠りを繰り返す。
本当に、気疲れ・・・。
でも、母の葬儀の時とは、くらべものにならないくらい、ラクだったハズ・・・。
母の葬儀の時は、病院搬送から、葬儀迄の3日間、殆ど、眠らずにいたから・・・。
時々、階下のキッチンへ降りていくと、そこは、むせ返るような百合の花の香り。
葬儀で使った供花を、式場のスタッフが、花束にして、帰りに親族に持たしてくれたもので、家にある花瓶全て(4個)を使っても、足りないくらいだった。
母の葬儀のときは、スタンドごと、家の仏壇の前に飾ってくれたのだけれど。
百合の香りは、悲しいなぁ。
朝晩、御線香を上げるときだけ、百合の香りは、薄くなるけれど。
この暑さだから、花々は、何時迄、保つだろうか?
はるか昔の話だけれど、母方の祖父の葬儀のときは、まだ小学生になったばかりの頃か、或いは、2年生くらいになっていたかもしれない。
葬儀が終わって、やはり花束を貰った。
時期が、2月だったから、オレンジ色のキンセンカだったことが、記憶に残っている。
あの頃は、生花の保存技術も無かった頃だろうし、種類もそれ程なかった。
やはり、百合と菊花とキンセンカ・・・そんな感じか。
今は、蘭が主流のようだ。
根元に、栄養剤の入った小さなカプセルが付いていて。
季節の花のリンドウ、トルコキキヨウ(一見薔薇に見える)、そして、今時は、薔薇も使われていた。
それから、カーネーション他にも、名前を知らない花々。
今年は、まだ残暑が続いていて、夜間になっても、25度を下回らない。
そんな中で、花の寿命も短くなってしまいそうだ。
明日は、水を換えて、枯らしてしまった胡蝶蘭の栄養剤でも、花瓶にいれてあげよう。