昨日の初夏の陽気も、一旦落ち着いた感じの曇り空。
夕刻になると、カエルの声。
我が居住地は、火・金曜日が、可燃ゴミの収集日。
母の残したもので、不要なものを仕分けして、今日は、可燃ゴミ回収の日なので、朝(・・・といっても、午前9時頃)、45リットルのゴミ袋5個を、車のトランクに乗せて、回収場所迄(自宅より車で、1分くらいの場所)。
我が自治体のゴミ分別は、厳しい。
可燃ゴミ・不燃ゴミ・ビニプラ・有害ゴミ・ビン缶ペットボトル(食糧専用)・布紙ゴミ・剪定ゴミ・・・などなどに分別しないと、回収してくれない。
いちいちパンフレットをみてゴミを仕分けすることになるのだけれど、拙宅では、母の寝室8畳・母の常駐茶の間8畳・サンルーム4畳半(くらい)の一応、3か所だけれど、各部屋にタンス・クローゼット・押し入れなどがあって、不要のものばかりが、ゴミとなって、残っている。
そのうちの母の寝室8畳と茶の間8畳の部屋の中の半分は、取っ払い隣のキッチンに山と積まれているので、私は、今のところ、昼間は、キッチンで、のろのろと遺品整理作業をするはめになった。
なんだか、全てがイヤになってきて、仕分け作業を中断し、買い物にでかけたりする。スーパーのリサイクルセンターに、ペットボトルなど持ち込むと幾らか(ほんの数円程度、ガソリン代にもならぬのだが、買い物ついでに、持ち込んでいる)戻るので、気分転換にも・・・なるのか、ならぬのか・・・???
もう染井吉野は、散り始め、拙宅では、既に、山桜満開。
地面には、菫(すみれ)が、綺麗な藤色と紫色の間のような(・・・って、どんな色だ???)花をつけていた。
春がどんどん進んでいくのだな・・・と思った。
母の遺品(・・・というか、どうでもいい、母も有ったことさえ覚えていないであろう数多のゴミ)が、どんどん減っていく。
母との距離も離れていく・・・。
母の存在も薄れていく・・・のだろうかね?
午前中に、発注していたお位牌が届いた。
四十九日経てば・・・お骨もお墓の下になる。
私の想いとは、裏腹に、遺影の母は、美しく笑っている。