終日曇りがちの日曜日。
先週から、気温が乱高下して、夏なんだか、秋なんだか・・・と時候の挨拶に悩みつつ、礼状を書いては、破り・・・を繰り返し、やっとのこと礼状2通、見舞葉書1通をしたためる。
葉書の手書きは、超苦手で、文章を作るものの長すぎたりして、紙面に収まらなかったりで、下書きを書いては修正し・・・なんてことで、なかなか進まずにいた。
猛暑続き、残暑治まらず・・・などと文面を作っていけば、翌日は、急激に気温が下がったり、肌寒くなってきました・・・と書けば、翌日は猛暑日だったり・・・。
書いていて、ふと気が付いた・・・葉書(に限らず)の書き出しには、『前略』という便利な頭語があるではないか・・・法事関係のお礼状だから、前略と書き出して、御礼を述べて、時節柄体調管理云々・・・で結べば、それで葉書の文面は完成する・・・。
いつまでも、時候の挨拶に頭を悩ませることはなかったのだった。
そんなこんなで、いざ清書・・・となれば、進みゆく老眼で、ピントが合わず、ぼやけてくる。
老眼鏡買わんとな・・・。
母は、筆まめで、小さな綺麗な字で、葉書を書いていた。
亡くなる直前迄。流石に、その頃は、まっすぐに書けなくなったと言っていたけれど、老眼でも、書いていた。
あと数年、生きていたら、認知症の症状が出てきたかもしれないけれど。
昨日、なんとか、3通書き上げて、今日は、葉書の投函に・・・と考えていたのだけれど、なんだか、面倒になって、明日でいいか・・・と日延べすることにして、日中はダラダラしていた。
考えてみれば、二日後の10月1日には、郵便料金の値上げもあって、葉書は、現行の63円から、いきなりの85円になるようで、そうなれば、不足分22円分の切手を調達せねばならぬし・・・面倒だな。
明日30日迄に、郵便ポストに投函すれば、63円でOKなのか・・・深夜0時を過ぎて投函すると85円になるのか・・・ポストから回収した時間で、料金が違ってくるのか・・・そのへんがよくわからないし、料金不足で、戻ってきたらイヤだしな・・・などと、みみっちいことを考えたりして、夕方を過ぎて、あたりが暗くなってきてから、郵便局前のポスト迄、徒歩5分の道のりを歩いてみた。
宵散歩・・・。
吹いてくる風は、完全に秋だ。
少し冷たいけれど、半袖でちょうどいい・・・このくらいの気温が一番いいかも・・・(20度前後)
郵便局迄は、片側二車線の県道沿いを歩くので、明るいし、周囲のファミリーレストランには、食事をするお客さんが入店している。
ああ、風が気持ちいい・・・。
やはり夏より秋がいい・・・。