鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

暑さを楽しむ・・・???

2019-08-16 23:59:14 | Weblog

猛暑日からは、解放されたものの・・・ベタベタな湿気に取り囲まれた週末。

明日は、また猛暑日の復活・・・とやらで、予想最高気温38℃・・・ウンザリする暑さの復活のようで。

7月末の梅雨明けから、ずっと最低気温が、25℃を下回らない、凌ぎ難い夏となって、現在に至っているようで。

暑さを楽しむ・・・なんてのは、或る程度、若さが必要で(私は、若い頃から、夏が苦手で)、年々、身を削られるような暑さを、何時迄、乗り切れるのだろうか?などと思ってしまう。

暑さを楽しむのは、なにも、プールや海水浴、登山、その他のスポーツ、或いは花火大会、夏祭りなんてことに、限ったことではなくて、まだ陽の登らぬ薄紫の朝焼けの少し冷たい空気を感じるとか、秋を予感させるような満月の夜の僅かな夕涼み、蚊取り線香の煙、冷たい水羊羹と麦茶・・・といった些末な生活の中にもあるような・・・そう、イベントではなくて、生活の一部を切り取ったような暑さの楽しみ方である・・・しかし、それも、気温32℃くらい迄が、限界で、猛暑日になるとただ、ただ、涼しくなるのを、身を縮めて待つしかない。

以前にも、書いたかもしれないが、猛暑の中、予約販売の秋・冬もののコートのカタログなんかをみて、そう遠くない未来に、このコートを着て、落ち葉の舞う冷たい風の中を歩く姿を、想像して、涼?(というか寒というか・・・)を求める・・・なんてことも、あったりもしたのは、幾ばくか、おカネの有った頃のハナシで、後になって、予約販売だけれど、キャンセル分が、割と?大量に出たとかで、半額になっているのを知って、ガックリした。

以前は、夏の外出と言えば、観劇くらいしかなかったけれど、コレも猛暑の中では、結構、辛い。劇場の前で、少し待って、涼しい劇場内で、席に着いたときのホッとする感じ。最高気温38℃の中、イキな絽とか、紗の着物姿で、劇場前に、車を横づけし、汗もかかず(夏の着物って、大変だと思うけれど、自宅と劇場、door to doorなれば、充分可能か?)、優雅に観劇なんてしたいものである・・・遥遠い夢だけれど。

最近は、夏は、県北の那須だとか、奥日光などの高原に一度か二度くらい出かけていたけれど、今年は、何処へも行かず仕舞いだった。

一番安価な娯楽は、映画かもしれない。大きな画面、音響、(多少冷え過ぎな気もするけれど)冷房の空間。されども消費税増税に伴い、映画館も、ガッツリ値上げした。フツー料金1800円は、変わらないけれど、レディースディだの、シネマズディだの・・・100円の値上がりだ。

2時間1300円は、安いのか高いのか・・・???みみっちいことである。