鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

楓のブローチ

2018-10-27 16:23:36 | 宝石

午前中は、本降りの雨。正午前には、晴れ間も・・・。
湿度があって、蒸し蒸しした土曜日。


幾分か、稼ぎがあって、僅かな給料の中から、チープな宝飾品(それでも一応はホンモノ?)を買っていた頃には、見向きもしなかったのだけれど、手許不如意な日々でも、ちょこっと可愛いとか、季節にあったアクセサリーが、欲しくなったりする。

普通なら、まあ、1,000円、2,000円くらいで、ちょっとしたプレゼントに良さげかな・・・と思うものがあるのだけれど・・・。

世の中は、いつの頃だろうか・・・ハロウィーンとかいう、カボチャ?のイベントが、近いようで、これから、クリスマスにかけて、初冬は、買い物がしたくなるシーズンでもあったりで。
クリスマスは、購買意欲を、いかにそそるかの商戦でもあるし・・・(宗教とは、別物なのかね?おカネが、動けば、経済は、活発になるし、プレゼント貰って、幸福感も味わえるので、満更でも、ないのかも・・・)。


丁度、今頃(紅葉)の時期から、年末くらい迄の季節に、ぴったりだと思うモチーフのブローチを購入してみた。



カエデの葉に、大玉のゴールド系のフェイクパールの初冬に合うようなデザインで、350円くらいだった。
(この価格からして、国産はあり得ず、やはり、隣の大陸産であった。大丈夫かね?)

或るネットショップで、購入したのだけれど、モノが、350円で、配送料無料(そんなんで、儲かるんかい?と思ったけれど、ワタシも手許不如意なので、有難い)。

価格の自由化・・・というか、インターネットが普及して、モノの値段が、ショップによって、各段に違う・・・というのは、最近、学習したけれど、以前の拙ブログで、(やはり安価な)小鳥のブローチも、同じものが、ショップによっては、380円~2,600円の価格帯で、売られていることを最近知った。
 ↓



私は、送料込み1,000円弱で、購入したのだけれど、600円近くぼったくられた訳である(その後、何故か、購入したショップでは、値上がりしていて1400円位になっていた)。
600円だの、1,000円だのと、みみっちく、シミッたれたハナシではあるが・・・。

同じモノの値段が、何故、これ程違うのかは、謎である。


まあ、コレは、1,000円、2,000円のハナシであるけれど、恐ろしいのは、ホンモノの宝石業界である。

3,000,000円で、購入したダイヤモンドを、売却しようとしたら、150,000円くらいにしかならなかったとか・・・引取り価格は、せいぜい1/10程度だという。

でも、本当に気に入って買ったものなのならば、市場価値とは、見合わなくても、それでよいのかもしれない。

・・・なので、私は、350円のブローチを身に着けて、楽しんでいる(・・・と負け惜しみにしか聞こえないケド・・・)


かの、米の国の大統領夫人で、ジャックリーン・オナシス・ケネディというご婦人は、テレビに出演するときは、大振りのフェイクパールを3重につなげたネックレスをしていた。
大統領夫人が、フェイクの宝石を身に着けているなんて、誰も思わないだろうし、小さいけれどホンモノの真珠より、大振りの模造品の方が、見栄えがよいのを計算した大統領夫人の戦略というか・・・一種のハッタリというか・・・あざとさが見え隠れするエピソードだなと思ったりで。
カネは、腐るほどあるのに、フェイクってところが、なんとも・・・。

旦那なきあと、別の富豪(オナシス)と(おカネのために)再婚して、結構、長生きした・・・したたかな婆さんでもあった(主観の問題だけれど、私は、かの夫人を美しいを思ったことはない。四角い顔に、目と目の間が、離れていて、計算高い女性(にしょう)という印象がある)。