鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『黒執事 千の魂と堕ちた死神』② 『Yes,My Lord!』

2010-05-05 21:01:49 | Weblog
曇りがち・・・。連休最終日。

昨日の続きです。

このミュージカルは、去年の続編とのことなので、前作を存じ上げない身にとっては、どうして、少年貴族のシエルが、悪魔・セバスチャンと契約を結ぶことになったのか、設定と因果関係が、よくわからず、イントロで、それらしき場面があるのですが、それは、きちんと原作を読んで、勉強してから出直せ・・・ってことでいいのでしょうか?
初めてのみるお客さんもいると思うので、もうすこし、補足が欲しかったな・・・と思いつつ・・・。

死神対悪魔という・・・なんと申し上げてよいやら、不思議な対立の構図が浮かびあがってきます。

時代は、19世紀イギリス・ヴィクトリア朝ってことですが・・・。

因みに、何度も言いますが、原作を存じ上げないので、よくわからないのですが、死神派遣協会っていうのは、時空を超えている訳ですかね・・・。
なんか、高枝切鋏だとか、電動ノコみたいな現代式の武器だったし???
別にいいのか・・・死神の武器って、大鎌だもんな・・・中世頃までは。
それでも既成の死神とは、相当違うようですし、なんか・・・コレって学園モノですかね???
死神同士も
『先輩』
という敬称で呼ばれておりましたし・・・・。
ホント、不勉強で申し訳ございません。
部外者には、分らない暗黙の了解・・・というものがあるのでしょう・・・たぶん・・・。
この原作が、どういうカ テゴリーに属するのかも知らない訳で・・・少女マンガってことでいいのでしょうか???
・・・と、さまざまな疑問符が付きますが、ストーリー展開は速く、面白い。
時々・・・やらなくてもいいのでは・・・???といったギャグもあったりで・・・無理に笑いを取らなくても、もともとノーブルなスタイルなので、充分だと思うのだけれども・・・。

主演のセバスチャン役・松下優也さんは、とても綺麗な悪魔の執事役。
歌唱力もあって、ヴィジュアルもいいし、スタイルも抜群で、華もある。
次の舞台が楽しみですね・・・。

松下さんに負けない存在感のシエル・ファントムハイヴ役・西井幸人さんは、とても可愛いのだけれど、幼いながら伯爵で、なにやら深く暗い運命を背負った(・・・と思われる)少年を好演。
ほんとうに、お上手。

『Yes,my Lord!』
と言わせることのできる存在感溢れる少年貴族役を見事に演じ切ったようです。