鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

逝く夏に・・・②

2007-08-29 21:46:06 | Weblog
雨音のする夜・・・。

今日が誕生日で、死んだのも今日・・・。
スウェーデン生まれのイングリッド・バーグマン・・・。

乙女座生まれ。

自分の誕生日に死んだ稀有な女優さんです。

どうですか?誕生日に死ぬのって・・・。
闇から生まれて闇に帰る・・・。
案外、ドラマチックかも知れませんね。

イングリッド・バーグマンは、とても綺麗な女優さんでした。
一番最初にみたのは、モノクローム(たぶん・・・)の作品『白い恐怖』。
サスペンス風の映画で、精神科の女医さん役だったと思いますが、記憶が曖昧です。
知的で、美しくて、大人になったらこんな女の人になりたいの・・・なんて、無謀な妄想に取り付かれたこともありますの。

『誰が為に鐘は鳴る』・・・ヘミングウェイの長編でしたね。これも映画で、初めて知りました。中間テストの勉強もせず、夢中で読んでましたね。
『カサブランカ』では、『君の目に乾杯!』だったかな・・・。
10代の後半、手術を伴う病気をしまして、その入院中に読んだのが、『凱旋門』。
この作品の映画化にも、バーグマンは、出演してましたね。

一番好きなバーグマンの主演の映画は、『追想』です。
ロマノフ王朝のアナスタシア皇女の生存伝説を映画化。バーグマンは、中年のおばさんになっていたけれど、それでも、とてもきれいなおばさんでした。


やはり、私は、イングリッド・バーグマンが好きなんですわ。

あの画面に、紗がかかるような女優オーラが、特にモノクロームでは、やんわりと覆っていて、mistがかった感じがするし・・・。


どうですか?誕生日に死ぬのって・・・。