みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

くらしナビ・フェミニズム、新しい波/初物の小玉スイカとミニメロン、黄金桃も。

2016-07-30 16:23:58 | ジェンダー/上野千鶴子
初物の小玉スイカがとれました。
切ってみると、ちょっと過熟気味で実がやわらかくなっています。

一口大に切って、蜂蜜を少しかけて、
いつでも食べられるように冷蔵庫に保存。

西瓜のほかにも、野菜がどっさり。


樹でいろんだ貴重な無農薬の黄金桃(ゴールデンピーチ)。

3個とも虫食いですが、
手前の一個は熟して、良い香りがします。

左の2個は、とても香りがよくて、十分甘いです。
実が青い桃も、ちょっと堅めで、梨みたいです。

庭の西にネットをはったメロン類も、熟しています。

ツルは枯れてしまって、食べごろのおいしそうな実は、
先に動物(アライグマがハクビシン)にかじられているのですが、
何個か食べられそうな実が残っていました。

オチウリとミニメロン「かわいーな」です。

クリック してね 


ところで、
きょうは東京都知事選の最終日。
わたしは有権者ではないのですが、
岐阜から、鳥越さんが当選されることを祈っています。

数日前に毎日新聞のくらしナビに掲載された記事を紹介します。
最後のほうに、上野千鶴子さんのコメントがのっています。

   くらしナビ・ライフスタイル
フェミニズム、新しい波

毎日新聞2 016年7月27日 

 若い世代の女性たちが街頭やネットで、男性中心の側面を残す社会に「ノー」の声を上げている。日本では1970年、女性だけの街頭デモからウーマンリブが始まり、フェミニズム(女性解放の運動と思想)の波が起きた。40年以上を経て「フェミニズムの新しい波を起こしたい」と活動する人々を取材した。

 ●萌えキャラを批判
 「数十年前にフェミニストは『個人的なことは政治的なこと』と言ったが、今まだ言わないといけないぐらい抑圧はなくなっていないのではないか」。5月下旬、東京都内であった子育て世代の政策課題を語り合うイベント「保育園落ちた! 選挙攻略法2016」。ジャーナリストの治部(じぶ)れんげさん(42)の発言を聞く参加者の中に、ウサギのマスクをかぶった人たちがいた。イベントを企画した「明日(あした)少女隊」(明少隊)メンバーだ。

 明少隊は「すべての性の平等がみんなの幸せ」をコンセプトに、昨年4月に発足。日米の約30人が、ホームページ(http://ashitashoujo.com)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での情報発信を中心に、匿名で活動する。

 名が知られるきっかけになったのは昨夏、三重県志摩市が当時公認していた海女の萌(も)えキャラについて「行政が未成年の女性を性的に表現しているのは問題」と批判した署名運動だ。インターネットで約7800人の署名を集め、市は最終的に公認を撤回した。他にも交際相手の3歩後ろを歩く女性を「プロ彼女」と持ち上げた女性誌企画のパロディー版をつくったり、海外で制作された女性視点のCMから「世界フェミCM大賞」を決めたり。おしゃれなウェブデザインで、分かりやすく性の平等を訴える。

 メンバーで、米カリフォルニア州に住むアーティストの日本人女性、翠さん(36)=活動名=は、隊の結成理由を「日本人ママ友の悩みの深さに驚いたこと」と振り返る。美容院に行きたくても「いい母親でいなければ」と、子どもをベビーシッターに預けられない。「制度が整っても『心の壁』をなくさなければ意味がないと感じた」と語る。

 マスクをかぶり、匿名で活動するのは「容姿や学歴、肩書ではなくメッセージそのものに焦点を当ててほしい」との思いからだという。

 ●ネットで差別告発
 明少隊のユニークな特徴は「第4世代のフェミニスト」を名乗っていることだ。フェミニズムは、世界的に▽19世紀末ごろから参政権などの市民権獲得を目指した1波▽1960年代ごろから起きた、法制度だけでなく性別役割分担などの意識の変革を目指した2波−−が知られる。

 3波と4波は欧米で指摘される現象だ。90年代、2波の運動を担った人の娘世代がポップカルチャーなどを通して男女平等を訴えた3波に対し、2000年代後半から始まったとされるのが4波。人種や貧困なども含め複合的に社会的不平等を解決しようとする考え方やインターネットの活動が特徴で、性差別告発のキャンペーンが頻繁に起きている。「男性を敵対視する」など否定的なイメージを持つ人が少なくないとされるフェミニストの呼称を、歌手のビヨンセさんら著名人が積極的に名乗る動きも盛んだ。

 明少隊が「第4世代」を名乗るのは、こうした潮流に連帯の意思を示すほか「過去のフェミニストに敬意を表し、イメージの誤解を解きたい」との思いからだ。20〜30代の隊員は会社員や大学院生、主婦と多様で男性もいる。IT会社に勤める都内の男性(26)は「子どもの時から男らしさの押しつけに違和感があった」という。

 ●自分らしく生きる
 「周りの目線を気にせず、意見を言いたい!」。段ボール製のちゃぶ台をひっくり返して、心の“モヤモヤ”をはき出す−−。昨年7月に発足した「ちゃぶ台返し女子アクション」はこんなイベントを通し、女性が自分らしく生きられる社会を目指す10人ほどのグループだ。

 中心メンバーの鎌田華乃子さん(38)は米国発の「コミュニティ・オーガナイジング」という市民組織化の手法を広めるNPO法人の代表でもある。「学校は男女平等だったのに、社会に出たら意思決定層は男性ばかり。意見を言って排除されるのが怖かったが、活動でそう感じているのは自分だけではないと思えた」。これまでにちゃぶ台返しのワークショップを約10回催し、今年2月には明少隊と合同で、東京・表参道でパレードをして「私たちには力がある」と訴えた。

 若い世代のフェミニズムに詳しい大妻女子大の田中東子准教授(メディア文化論)は「今の30代以下の女性は働き続けるのが当たり前で、労働問題がより身近になったことがフェミニズムへの関心の高さにつながっている」と分析。「グループの活動は、私も声を上げても大丈夫とのメッセージになる」と評価している。【反橋希美】

 ●デモからスタート
 日本のウーマンリブは「ぐるーぷ・闘うおんな」などの女性グループが、1970年10月に初めて女性だけの街頭デモをしたのが始まりとされる。草の根の女性団体が各地に生まれ、女性学も発展。99年には男女共同参画社会基本法が施行されたが、こうした流れに反対するバックラッシュ(揺り戻し)の動きもあった。

 現代の若い世代の運動について、上野千鶴子・東京大名誉教授(女性学)は「SEALDs(シールズ)など若者の社会運動や全国各地で開催されている『怒れる女子会』を見ても、怒りは最も女に禁じられた感情といわれてきたが、受忍限度を超えたのか、女性の変化を感じる」と指摘。「時代背景が異なっても、女の生きづらさはなくなっていない。フェミニズムに偏見のない世代が新鮮な再発見をしているのでは」と分析する。


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7月29日(金)のつぶやき

2016-07-30 01:10:42 | 花/美しいもの
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