気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

大晦日

2009-12-31 18:08:46 | Weblog
今日で、2009年も終わり。
いろいろあったけど、終わりよければすべてよし。

つくづく生きることの意味を考えた年でもあった。
母の死。
一人ぼっちになった父。

娘として、親を不憫に思う。
そんな心境になるとは、思わなかった。

母が先に逝って、父が一人になったというのは、きっと、何かあるのだろう。

私よりも社交的で快活で、愛想のよかった母。
私の気難しい所は、父似だろう。

知り合いのおじいさんが言っていたけれど、
「お父さんは、情に厚い人だよ。お父さんは、お母さんのことを大事に思ってただねえ。」と。

母が生きているころは、亭主関白で、母をねぎらったり優しい言葉を掛けたりするような父ではなかった。

でも、喪ってみて母の存在がいかに大きかったか実感したようだ。
母に甘えて、依存して、愛していたのだろう。


三十日(みそか)

2009-12-30 19:02:19 | Weblog
今日は、朝から、寒い。
室温が、10℃ない。
起きたものの、ホットカーペットに入り、テレビ番組を見始めたら、つい見いってしまった。

wowowで松本清張作「波の塔」という昭和の香りの漂う映画を見る。
主演は、津川雅彦、有馬稲子・・。沢村貞子も出ていた。
汚職事件を調査していた検事と容疑者の妻との不倫・・。
女性の髪形やファッションが、昭和30年代の様相だ。

私が印象の残ったのは、有馬稲子の抑えた演技。決して、笑わない。
もちろん、設定が、容疑者の妻で、若い検事との不倫関係にあるのだから、
楽しい表情は、想定できない。
何だろう?昭和の30年代の女性像は、男に従い、不自由な境遇の中で
生きることの心苦しさを感じているかのようだ。
最後、二人で駆け落ちをする約束をするが、女性は一人、富士山の麓にある入ったが最後出てこられないという青木が原樹海に和服姿で、足袋をはき、草履で入っていくところで「終」の文字が。

汚職事件と言う時代を反映させ、そこに生きる男女の純粋な愛をも描こうとしたのだろうか。

今の平成の世の中を映す小説とは、何だろう?
こと恋愛は、障害があるとその価値が断然増して、劇的になる演出効果がある。
ストレートにすぐにお付き合いできる恋愛は、ドラマがないのだろう。
「婚活」なんて言葉を聞くと、興ざめかも。

12月も30日に暇なことを思った。


盆ざる

2009-12-29 19:40:02 | Weblog
ここ2日間ほど、いや、もっと前から、盆ざるを求めている。
というのは、大根などの野菜を干したいからだ。
雑誌に、大根、白菜、シイタケなどが紹介されていた。
干すことによって、甘みが増すのだとか。

毎年、大根は、切り干し大根をつくっているのだが、
いわゆる金網の「ざる」に入れて、日向において干していた。

でも、冬の弱い日光を浴びさせるには、「盆ざる」がいいと強く思い始めた。

昨日、DIY系の大型店に行ってみた。

台所用道具コーナーを徘徊する。
「漬物用」という表示があり、梅干し用の直径50cmくらいの大きな盆ざるは、4つほどあった。
でも、私が、求めていた直径30cmくらいのはなかった。

次に、心当たりのある個人商店の金物屋さんに行く。
しまった。シャッターが閉まっていた。日曜日には、開いていたから月曜日が休業日のようだ。

仕方なく、ネットで検索すると、竹の産地で、通販をしていることが分かった。

現代は、プラスチックのざるが主流で、野菜を干すなんて人も希少なのだろうか。

水仙

2009-12-28 20:58:53 | Weblog
今日も、寒かった。
特に、風が音をさせて吹いていた。

家の裏庭に、ひっそりと今年もまた、水仙が咲いていた。
確か、この水仙の球根は、今から、10年くらい前に勤めていた学校のクラスの女子がくれたものだ。

あの子も、もう、高校生かな。

冷たさで震えながら、白と黄色のラッパ型の花を開いている。

2輪、ハサミで切って、玄関に飾る。
とたんに強い存在感を漂わせている。

凛とした美しさ。

寒さに負けそうになる自分。
小さな草花に元気をもらう。

金銭感覚

2009-12-27 20:15:08 | Weblog
人と付き合って、金銭感覚って、結構、その人の人柄を映しだすような気がする。

鳩山総理のお母さんからの資金提供は、べらぼうな金額で、庶民とはかけ離れた世界だけど。

例えば、ずけずけと、サラリーや生活費がいくらかかるとか質問してくる人。

あるいは、「どうぞ。」と、言われてないのに、

ずんずん物を貰っていく人。

がめつい人。

欲深な人。

吝嗇な人。

育ちの良さの逆を感じる。

金に細かい人は、器が小さいというか、守銭奴というか・・・。

世の中、「武士は食わねど高楊枝」みたなことは言ってられないのかも。

物欲、金の亡者。

あなおそろし・・・。