気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

一度きりの人生

2014-11-30 17:54:02 | Weblog
昨日の学習発表会で、確か、6年生の子供たちの発表の仲のせりふで、

「一度きりの人生」というのがあった。

12歳の子供たちが、将来の夢を語り、人生を夢見る詩を群読していた。

子供たちが作ったそうだ。

「人生」とは、人の生き様だと思う。

生まれたときは、皆、変わりない。

しかし、生まれ落ちたときから、環境、個性、能力、育てられ方などによって、

人それぞれの進む道があるように思う。

決して平等とは言えない。

ベストセラーにもあるが、置かれた場所で咲きなさいと。

自分の今いる環境で、精一杯生きることだろう。

生まれてこのかた50年がすぎて、人生の半分以上がすぎている。

残りの人生は、何年か知らないが、悔いのない生き方をしたいもの。

えもいわれぬ疲労感

2014-11-29 18:52:16 | Weblog
今日は、勤務校の学習発表会だった。

土曜日に出勤。

担任する子供たちが、所属する学年の出し物に、他の子供たちと同じように参加できるか。

例えば、持ち物。

普通児は、自分で、楽器を準備したり衣装を準備したりできるのだが、

担任している子供たちは、声掛けが必要だ。

もしくは、準備に支援が必要だ。

なので、私の今日の仕事は、子供たちがスムーズに出演できるように手出すけをすること。

だから、マネージャーのように、その子の動きを見て的確に支援をしないとならない。

なかなかに緊張感のある仕事だった。

自分のことが自分でできればいいのだが、緊張の中、なかなかそこまでいかないのが実情だ。

午前、午後と大きなアクシデントもなく滞りなくできて良かった。

上手とか何とか評価する以前に、スムーズにできたことに、満点だ。

まずは、参加できたことに、合格。

変な疲労感だった。

ゆうだち

2014-11-28 21:45:16 | Weblog
今日は、1日、変な天気だった。

日中、急に雨が降ってきたかと思えば、しばらくしてすぐにやんだり・・。

やんだかと思えば、また、降り出したり・・・。

女心と秋の空

なんていうが・・。

空気は乾燥しているものの、雨がこの秋に降るのは、あまりなじみがない。

阿蘇山が噴火したり、長野県で地震があったりして、まさに自然の驚異は計り知れない。

気象も、まさに、自然のなせるわざだ。

でも、紅葉がここ何年かで、遅くなっているという事例からも、地球の温暖化が進んでいるということだろうか。

自然の前には、無力な人間。

人生何年か分からないが、大きな長いスパンで活動する地球の運動と比べるとなんてちっさい。

ゆうだち、一つとってみても、人はかなわない。

11月もあと2日。

日々変わらないようでいて、変化のある毎日。

突然のゆうだちに、たじろがないように、悠然と過ごせたらいいな。じたばたせずに。


北風と太陽

2014-11-27 20:07:30 | Weblog
毎日、障がいをもった子たちとつきあっていると、その対応策に苦慮することがしばしばある。

今日の場合、4時間目の算数の時間。

3年生の自閉症スペクトラムの男子。

文を読むのが大嫌い。

算数の文章題を見ただけで、「僕、こんなのわかんないよ!!」と拒絶。

いくら、なだめても、すかしても、ダメ。

逆に、威嚇したり、脅迫?したりしてもダメ。

あの手この手と説得するが、効果なし。

教育者としての無力感を感じる。

その子にとって、一番の脅威である「お母さんに知らせる」ということを出したが、

「あっちいけ。」とか「もう出てく。」とか言い張る。

私とその子との言い合いになってしまった。

他の子達も、二人の言い合いにおびえているようだった。

怖くなるのだろう。

本当は、教育者として、いかに子供を怒らせないように事前に手をうつかだ。

今日の場合、しょっぱなから興奮していたので、授業時間、まるごと、パニック状態だった。

時々、この子の場合、自分の容量と課題にギャップがあると、すさまじく、拒否する。

本人の心理状態を見て、どういう形で課題を提示するのがいいのかを工夫しないと、不毛な時間の繰り返しになってしまう。

こういう日の翌日は、案外、素直に聞くので、一度、興奮しておけば明日は、よいかなあ。

日々、北風と太陽方法の繰り返しだ。

青空の休暇

2014-11-26 18:12:56 | Weblog
今晩は、定例の観劇会があった。

「青空の休暇」というミュージカルだ。

イッツフォーリーズという劇団で、ミュージカルを専門に上演するそうだ。

1977年に創立され、作曲家の故いずみたくの魂が若い劇団員に受け継がれているという。

物語は、平成3年、真珠湾攻撃から50年。かつて、爆撃のために大空に飛び立った若者たちも今や75歳。

それぞれの孤独を抱えて生きてきた。

自分たちの青春とは、なんだったのか、50年前のあの日、あの場所にふれてみたい、何らかの答えが見つかるかもしれないと

不安と期待をいだきながら3人はハワイへと向かった・・・・。

3人の老人たちが、自分の人生を真珠湾攻撃と照らし合わせて、振り返る旅。

最初は、アロハシャツで、観光のノリかと見えたが、日系人や当時の米国人の兵士に会うことで

徐々に、彼らの人生について、過去について振り返るシーンが印象に残った。

しかし、米国人が、修復した戦闘機で、「未来」という言葉を語ったところで、

互いに敵対していた元兵士が、時の流れの中で、和解していくのも心に残った。

ミュージカルということで、役者さんたちが本当に歌が好きなのが伝わってきた。

美しい声がホールに響き渡った。

終演後、ロビーで、役者さんが、挨拶をしてくれた。

間近に見て、親しい感じがして嬉しかった。

定例の観劇。

物語を生で見ることができる贅沢なこと。

映画のように媒体のない表現。

役者さんの息遣いや熱気が感じられた。