気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

くるみ割り

2010-10-31 19:03:18 | Weblog
先週、スーパーの生産者コーナーで、興味本位に買ったくるみ。

今日、午後、フライパンで炒ってから、割ってみた。

道具は、ドライバーの小さいサイズのを使って、

くるみの割れ目の所に当てて、ぐっと力を入れる。

力がいるけど、なんとか、30個くらいのくるみの実がとれた。

ほじくるようにして出す。

店で売っているようにきれいな形ではとれない。

油がついてくる。

香ばしい香りもする。

クッキーにでも入れて活用しよう。

殻の方が断然、かさがある・・・。

ゼロの焦点

2010-10-30 19:39:51 | Weblog
昼間、WOWOWで「ゼロの焦点」を見た。

社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名小説を映画化。

あらすじは、結婚7日後に失踪した夫の足跡をたどる妻が、やがて連続殺人事件に巻き込まれる。

1つの失踪事件を機に複雑に絡み合う女性3人の運命を重厚なタッチで映し出す。

広末涼子、中谷美紀、木村多江という実力女優が競演。

感想を箇条書きすると、

・昭和32年と言う時代背景・・・戦争を傷跡を人生に負った登場人物たち

・北陸金沢という舞台設定・・・冬の北陸の風や日本海の怒涛が、より、ミステリアス

この2つの時間と空間の基軸の中で、運命に翻弄される人々。

中でも、戦後苦労して、社長夫人にのしあがった「佐知子」を演じた中谷美紀の壮絶な演技に唸った。

最後の木村が演じる「久子」と海岸で対峙するシーンは、大きな目がさらに顔いっぱいに広がり、殺意がみなぎっていた。

そして、自宅に戻り、弟のアトリエで半狂乱、錯乱する場面は、正気を失った人の怖さをこれでもかと演技していた。

海外の映画でも、かつて戦時中、加害者、被害者だったことを隠して、現代に生きる辛さを表現した作品は多い。

ドイツのナチ、アウシュビッツから生還した人とか、シベリアに抑留された人とか、南方の島に隠れていた人とか・・・。

「戦争」によって、人としての生き方を否定されてしまった時代。

忌まわしい過去を背負って生きることの重さを考えた。

しかし、やはり、平成の今では、この作品は生まれないだろう。

社会派というカテゴリーは、その時代を鋭く観察し、底辺と上層を交錯させて描くことだろう。

この映画では、同じパンパンだった「マリー」と「エリー」が、一人は、社長夫人、一人は、文盲の薄幸な女。

対比的だ。

ずっと前に見た「砂の器」も、ハンセン病の親子が、村を追われて、日本海側の村々を転々とする様と、音楽家として成功した今を

やはり対比的に描いていた。

松本清張と言う人は、人生観、価値観の中にいつも世の中の明暗、人の明暗があったようだ。

神無月もあと2日

2010-10-29 22:05:22 | Weblog
10月もあと2日でおしまい。

急に昨日から冬がやってきた。

となると、鍋ものや毛布などあったかいものが恋しくなる。

体の中から、外から、体温をあげていく。

新陳代謝をして。

でも、「恋愛」が一番いいのかも。

いっつもハートがどきどき、目がちかちかして、

あったかいことこの上なし。

あったかいを通り越して、熱いくらいでしょう。

さあ、私も、「恋愛」で、身も心も

ホットになろう

突然の冬

2010-10-28 21:01:31 | Weblog
今日は、急に冬になった。

昨日までの服装では、間に合わない。

冬は来たのに、冬支度はしてないのだ。

何とも、急の来客者にも似ている。

こちらのアポイントメントも?!なしに、不意打ちをしてきた。

いいよ、いいよ。

ちょっと、気が早くなって来ちゃっただけだから。

すぐに、戻るよ・・・。

でも、このまま、秋を通りすごして、冬が居座るのか?

実りの秋、充実の秋をもう少し、じっくり、ゆっくりと味わいたいもの。

何の前触れもない冬の到来に戸惑った日本中の人々。

校外学習

2010-10-27 20:19:24 | Weblog
今日は、3時間目と4時間目に校外学習に出かけた。

地域の堤防の跡を歩いて訪ねる。

1つ目は、奈良時代のもので、見た感じ、ただの小高い山にしか見えない。

でも、当時は、10km以上続いていたらしい。

2つ目は、江戸時代のもの。

その堤防には、伝説があり、庄屋の松野彦助と言う人が、「人柱」となって

川の氾濫を鎮めようとしたこと、

堤防造りに私財を投げ売って、要求したとか。

今の子どもたちに「人柱」と言っても、

想像がつかないだろう。

目に見えない物を信仰する敬虔さは、もたないだろう。

往復6kmの道のりだが、100人余の小学生を引率するのは、

実に神経を使う。

交通事故にあわせないよう、注意をする。

途中でけんかをする子、歩くのが遅くて間を開けてしまう子・・・。

とにもかくにも、無事全員が帰ってこられてよかった。