母

実家の母を見舞う。
私が作ったお節料理を重箱に詰めて持って行った。自分が食べる種類しか作らないので、流儀にのっとっていない。
それでも、年老いた両親が食べるの分には、ないよりいいかなと思って。
母は、癌が進行しているようで、息も絶え絶えで、足がむくんでいた。
体中の筋力が落ちて、自分では寝返りもうてない。

父が外出をしているとき、便意があり、腹痛を訴えた。
父を電話で呼び出してほしいという。
座薬を肛門に挿入してほしいという。
「私がやるよ。」と、言ったら。
「お父さんじゃなきゃいやだ。あんただと恥ずかしい。」と。
でも、「いいよ。」と言って、冷蔵庫から座薬を持ってきた。
息子が発熱で３８度以上になったときにして以来だ。
母も観念して、私に「どういう向きでもいいから、入れて。」と。
自分で便を押し出す力がないので、とても苦しがった。

そのうちに父が帰宅して、下の世話をするのに立ち会った。
ヘルパーさんに方法を伝授されたらしく、馴れた手つきでやっていた。

父によると、母は、昼間寝てしまうので、夜、寝付けずに、泣いたり怯えたりするそうだ。自分の死期を自覚、意識しているのだろうか。

玄関に正月用の花を生ける。年越しそば用におつゆを作る。

父が一人で、介護や家事をかいがいしくこなしている。
老親。ついこの間まで、元気だった母。
父も母も、癌を通して、娘である私に弱いところを見せつけ、愚痴をいい、泣き顔を見せた。人は、弱い存在だとつくづく思った。

母の命。神様、どうか１日でも長く、母がこの世に生きていられますように。

今年もあと１日

２００８年、平成２０年も明日で終わる。

１年を振り返ると、仕事では、おかげさまで、問題も起こらず穏便に過ごせた。
去年は、クラスの子の問題行動があって、少々、エネルギーを使った。
同僚も、今年は、恵まれ人間関係のストレスもない。

私的には、息子たちの受験、末期癌になった実母、私の卵巣嚢腫発見と、やや重い展開だ。なおも、この３つは、来年に持ち越す。

さしあたって、私の卵巣嚢腫の手術は、２月だ。お腹を切るのは、怖いけど、仕方がない。体内の悪い物を取り除くのだから。

息子と実母は、私の力の及ぶ範囲ではない。天に委ねるしかない。

緊張の年始、２月、３月だ。
人生には、こういうときもあるのだろう。

干し芋づくり

こんな年末に、なんと干し芋づくりに挑戦した。

以前、山の学校で子供たちと干し芋を作り、商品化して、道路を通行するダンプカーの運転手さんに買ってもらったことがある。
学校の畑でとれたさつまいもを利用したのだった。
そのときの校長さんが女性で、「これだと干しすぎで固くて売れないわよ。」と、言われたっけ。
でも、心やさしい地域の人たちが口コミで買いに来てくれた。

さて、今日は、家のさつまいもを使う。
姑によると、その芋は、干しいもに適しているというのだ。
確かに中の色がオレンジぽくていかにもおいしそうだ。
蒸し器で蒸して、竹串がスーッと入るころ、火をとめて冷ます。
濡らした包丁で７ｍｍくらいにスライスする。

ベランダに干した。
ううん、おいしく乾くといいな。
雨が降りませんように。

買った！！デスクトップパソコン

遂に、買った。
おとといの夜、愛用していたノートパソコンが、突然、画面が暗くなって何やら文字が出てきて、エンターキーを押しても、反応がなくなってしまった。

昨日、パソコン屋に持ち込み、修理の手続きをする。
この年末年始の折、１月の中旬になるという。

ジムで顔見知りの人に「パソコンが壊れちゃった。」と話すと、
「だいたい５年くらいっていうよね。」と。
確かに、私のは、５年たつ。
前の学校のとき、卒業アルバムを編集しているときに壊れて、買い換えたのだった。あのとき６年生だった子供たちも、今は、高校２年生だからな。

思い切って、デスクトップにする。
今までは、職場に持っていく必要があったが、ここ４年くらい前から、
職場で職員に一人ずつノートパソコンが貸与になったから、
個人のPCを持ち運びしなくてよくなった。
昔は、毎日、重たいPCを持ち帰ったな。

インターネットの接続、メールの接続もできた。
あああ、よかった。私も案外、ネット中毒者かもしれない。

バソコン

昨夜、パソコンが壊れた。悲しくて寂しい。家電屋さんに持ち込む。1月半ばに、見積もりの連絡がある。しばし、不自由だ。