気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

父の思い

2009-01-18 19:24:43 | Weblog
今日は、二七日(ふたなのか)が、朝の8時半からあった。
実家に行き、母にお線香をあげる。
和尚さんがみえて、お経を唱えてくださる。

弟家族と父と私で、出前のしょうゆラーメンをすする。
寒かったので、温かい汁がおいしかった。

その後、弟家族がショッピングセンターに出かけ、父とふたりになった。
私も、ジムに行こうと思っていたが、父とこたつに入って、話をする。
なんだか、そそくさと帰るのは、父がかわいそうだった。

母を介護していたときの気持ちを赤裸々に語った。
母の食事をいつも、5品くらい用意して、食べさせてあげたそうだ。
そのあとで、自分が食事をとったと。また、夜中に母がアイスクリームを食べたいと言ったときがあったとか。
寝込んだ母が、食べ物についてわがままを言ったのは、父が母のことを負担に思うようにわざといったのじゃないかと。
確かに、自宅介護をしているときの母は、女王様のように父に用を言っていたようだ。元気な時は、そんなこともなく、自分は、後回しにしていたのに。
人は亡くなる前に、わがままをいうのだとか。

周りの人に、息子家族と一緒に住まないのかと聞かれるそうだ。
世間の人は、単純に、そう見るだろう。そうすれば、丸くおさまると。
でも、嫁さんが、同居を拒否してる限り、ありえないことだ。

父も孫や息子夫婦と暮らしたい希望はあるかもしれない。でも、気を遣うのもなあと、二の足を踏んでいる。

一人の孤独と自由。父は、これから、両方の思いを経験して70代の人生を生きていくのだろう。誰しもいつかは、おひとりさま。