気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

母のお葬式

2009-01-07 23:12:32 | Weblog
今日は、母のお葬式だった。
1月の3日に、状態が急変し、1月5日に、逝去。
そして、夕べが、お通夜、今日が、お葬式。

この5日間で、一気に、母の最期を看取り、母を三途の川へ見送ることになった。

たった1回の人生の中で、一度しか経験しないこと。
母親の最期。
私は、40数年間、お世話になった。
乳児、幼児、子供、中高大学生時代、社会人、結婚、出産。
私の中の母は、この世で一番身近な女性。
何でも言える存在。言ってくれた。

いろいろな思い出があるけれど、母との別れで、泣いたのは3回目だ。
1回目は、大学に進学したとき。大学の入学式を終え、母が帰り、下宿の一間の部屋に一人ぼっちになったとき。
2回目は、結婚して、家を巣立つとき。
3回目が、今日だ。永遠のお別れになった。

生きていれば、もっともっとたくさんの思い出ができたことだろう。
でも、今更悔やんでいても進めない。
運命を素直に受け入れ、前向きに生きていかないと。

母との別れは悲しいことだけど、そこで、少し、自分が、大人になった。
母から独り立ちしないと・・。強くなって、優しくなっていかないと。
真の大人にはなれない。
母のお葬式は、私の独り立ちの日。

お通夜

2009-01-07 00:33:48 | Weblog
今日は、1日、明日のお葬式の準備に追われた。
葬儀屋さん、隣保班の人たち、親戚の人たちと、打ち合わせをする。
特に、葬儀屋さんとは、諸々の品物の選択をして注文をする。
祭壇一つをとっても、5ランクくらいある。
お花が生花、造花の違いで5、6万円違うとか。
お料理も、500円違いで、4段階あったりして・・・。
その注文数は、50個~60個だ。

一体、お葬式にはいくらくらいかかるのだろう?

夕方、次から次と、仕事関係、お友達、ご近所、サークル仲間さんなど、大勢の方々が、ご焼香しにきてくださった。

見ていられないのは、父。
ひとり残された父。
彼の言葉から、その言葉が何回発せられたことか?
夫婦で、伴侶を失う悲しみは、絆が深いほど、大きいのだろう。
喪失感。
この忙しい日々は、いいが、一人静かにぽつりと家に居座ったとき、
きっと、父は、一人、むせび泣くか、慟哭することだろう。
亡くなった母を思って。

とにかく、父の精神状態が、恒常でいられるか心配だ。
見守って、支えてあげないと・・・・。