毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

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2015-10-29 23:41:41 | パワーアップになりそうな予感の日々 2015

 

復活。

全然読めない(時間的な問題ではなく、気持ちの問題)日々が続いていたのですが、

抜けたというかスイッチ入ったというか、

ここ数日黙々と本を読んでいます。

今熱中して読んでいる本、これがあと少しなんだけど読みきれず、

今日ここに載せることができませんでした。

出来たら虫つながりでいけたんだけど。ちょっと残念。

 

いつものように、この10日間に読み終えた本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 フットコンディショニング 「足」から身体をリセットする/有吉与志恵

立たなくてもいい生活を続けていたら……?

 

コアトレスタートブックがなかなか良かったので借りてみたけれど特に目新しいことはなし。

どちらか一冊をしっかり読めばOKかな。

昨日書いた、「戦前は4キロ~16キロ」はこの本から。

こういう類の、鍛える整えるストレッチ系は好きなので、本にしろサイトにしろ動画にしろ、

平均的な同年代の女性と比べると熱心に見ているほうだと思います。

インストラクターとか指導員ではなく、一般の素人のおばさんです、私は。

で、持論というか、三者三様、どの本も人も微妙に言っていることが違います。

例えば、ストレッチ。

「伸ばしている筋肉を意識しましょう」というのが一般的かもしれませんが、

「伸ばしている筋肉を意識するだけで筋肉は緊張するから×」というのもあり、

たとえば前屈するなら脚の裏側の筋肉群を伸ばすことを意識せず、

縮める筋肉、つまり腹筋を意識すれば脚の裏側の筋肉が伸びるとか、

いやいや、伸ばすのではなく筋肉を緩めろ、関節を動かせだの、

どれを信じるとかではなく、人のカラダってどうなってるの?面白いなぁと。

その中からふるいにかけて現在に至っているわけですが、

最近ターザンを読んでいないことに気がついてしまった。

あれも単発で読むと「なるほど!」なんだけど、何冊も何号も読むと「あ、またこれか」になってくる。

どんどん話がかけ離れてゆきますね。

癖をなおせということはわりとどの本でも書いています。

私なんか股関節痛めてから脚を組む癖、これは完全に止めました。

まぁそのかわり、ほかに変な座り癖がついているのかもしれませんが。

 

 

 

 

 

  へらへらぼっちゃん/町田康

 昔から、なくて七癖あって四十八癖、なんてなことを言うが、自分にもやはりいく

 

長かった。一冊読み終わるまでにかかった記録でいくとかなり上位になるのではないでしょか。

途中もうやめてしまいそうに何度もなったけど、結局読了。

これ、町田さんを初めて読む一冊目だったアウトだったな(笑)。

町田さんの本って、完全アウトな本と何度も読み返す本とのどっちかしかないような。

何で途中で投げ出さずに最後までしぶとくも読んだかというと、

たまにすごいことが書いてあるのね、それは笑えることだったり、その通りと膝を叩いたり、共鳴したり。

小説の基盤というか、どこか流れているものがあって、まだ当分町田さん読み続けそうな予感。

 

 

 

 

  動物のぞき/幸田文

新築のアパート式高級住宅に彼等は住んでいる。昼間、運動・遊戯・散策・思考するた

 

装幀がこれではなく植物の図柄の本なのですが探しても見当たらず写真も撮らずで、

同じ新潮社、ページ数も同じなのでこの画像をもってきてしまいました。

幸田文さんも好きな作家のひとりで何冊か読んでいますが、この本もいいかも。

一度読んでそれっきりではなく、のんびり手に取って読み返したくなるような。

それになによりも動物園に行きたくなった。

ちなみに私は旭山動物園は好きですが、円山は苦手です。

しっかしシャバーニはいったいどうしてあんなに素敵なんだ?

ゴリラにしておくのがもったいない。

幸田さんの動物をみる視点は面白いのですが、筋肉美もとりあげているのが嬉しかったりで、

なんといってもその文章がさすがにうまい。

で、全然しらない言葉がいくつかでてきて、

例えば黒豹のところで、「なめこいほどに沢(つや)のある体毛に」とあり、

なめこいって? 今辞書をひいてみたけど載っていないわ。

検索すると茨城弁で「滑らかな」とでてきたけど、これかなぁ、意味は通じる。方言だったのか。

私の生まれる前に発表された話ですが、今でも十分にその感性は通用します。

ただ、愛情がこもりすぎたのだと思いますが、

「おぽんぽん」と「あんよ」とでてきたのには驚きで、そこらへんが時代なのか、

こんな言葉が幸田さんからでてくるとは意外でした。

 

 

 

 裏山の奇人 野にたゆたう博物学/小松貴

せねば気がすまない習性を持つ。最初に一度で運びきれる量の餌を渡してしまうと、ハチは二度と戻って

 

これ、面白かったです。

もっとまじめで堅苦しい本かと思えば、なんもなんも、内容もすごいですが、

著者の小松さんご本人もかなり面白い人で、数々の写真も見事で、

思わずブログまでいってしまい、鮮明な画像にのけ反ってしまい、

さらに夢までみてしまったよ、私は。

家のカーペットのループに絡まった数えきれないくらいのアリと甲虫、

それを必死になって掃除機で吸っている夢。

好蟻性昆虫とかアリヅカコオロギとかこういう言葉は忘れてしまうかもしれないけれど、

こういうことをひとすら追い続けている小松さんという人がいることは忘れないでしょね。

今熱読している本も昆虫本で、私、小さく密集して蠢くもの、これ本当苦手なのね、

その私がこういう本を読めるようになったんだから、

ここ数年のこの虫たちとの親密度、私もなんだかんだいって成長してる?

慣れでしょか。

 

さぁ、ここらへんで切り上げて、続きを読もう。

いいところなのよ、ウミケムシ画像検索してしまったぞ(笑)。

これの夢はきっとみないと思います。


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