毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

長靴崩壊

2021-03-03 23:19:19 | 2021

 

崩壊としか言葉が出てこない。

溜息と涙だ。

救いを求めワークマンにインナーシューズを買いに行ったら、

さすがにこの時期、もう品物はなくなっていた。

春物商品が出回る中、長靴の中に履くインナーシューズなんてこの時期誰が買う。

私しかいないってね。

が、ワークマンは私を見捨てなかった。

エアロストレッチクライミングパンツの春夏ものが店頭にでていた。

去年試しに2枚買ったけれど、これ優れモノです。

動きやすい軽い伸びる細身、そして安い。

厳寒期も負けずに穿いているし。

迷わず2枚追加購入。へたれてもこれで安心。

ウィンドブレーカーとフェルトの中敷きも買う。

考えたら今日はひな祭り。

ひな祭りにワークマンか。どこで私の人生分岐したのだろう。

 

さらにひな祭りなので奮発して、

 

 

 

 

文庫一冊購入。

図書館本で読み始めたのだけれど手元にあったほうがいい予感がしたので。

(先日載せたピアノレッスンズの勘は大ハズレでしたが)

この死んだレモン、人生の落伍者と訳されている。

帯に1ページ目から主人公が絶体絶命!なんて煽っているけれどドタバタものではない。

 

 どうしてそうなったのか、今もうまく説明できない。三十五歳になったころから、午前三時に目が覚めるようになった。最初は月に一、二度だったのが、すぐ、毎晩のように覚醒するようになった。運動も食事制限も試した。睡眠導入剤も飲んだ。本で調べたりもした。瞑想にも手を出した―でも、だめだった。午前三時になると、どこかおかしいという気持ちとともに、頭の中で、幸せや平和や満足感といったポジティブな感情が宿るべき場所に、ぽっかりと穴が開いた気分になった。自分は懸命に頑張ってきた、そのために多くのことを犠牲にしてきた―成功を手に入れても穴は埋まらない。何も変わりはしない。

 

私は午前二時半ごろに毎晩のように覚醒するのでこの文章は怖い。

まだ80ページも読み進めていないけれど、どきっとする文がたびたび登場します。

私にとってのどきっですが。

期待を裏切らない本でありますように。

 

 

 


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