毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

御殿山第二砲台跡と函館山権現

2011-11-03 23:58:58 | ささやかな小旅行

 

 

昨日も書きましたが、2泊3日の函館滞在中、天気予報に傘マークのないのは最終日だけ、

あとは毎日怪しげな予報で…

初日、水元、護国神社、函館公園をぐるりと観て歩き、さてこれからどうしようかと。

ホテルにチェックインもあるし、疲れもあるし。

でもなんだかお天気よね。

そうなんです。来る途中何度も雨に当たったのですが、なんだかこの時はすっきり晴れておりまして。

翌日も不安定で当てに出来ない天気なら、晴れているうちに動きましょう、

予定していなかったけど、函館山に登って夕焼けから夜景まで見ちゃいましょかと。

 

今回の函館旅行で一番どたばたしたのが、この函館山の要塞でした(笑)。

事前に第二砲台に関しては調べていたんです。

ただ、そこまで山頂からどう歩いていくのか、距離、及び要する時間に関してはこれといった情報を得られず。

時間にたっぷり余裕があるのなら問題ないですけど、

まさに日没との追いかけっこでした。あ、これは私だけ、気分的にね(笑)。

 

 

前説長~いのはいつものことですが…

 

 

 

景色を眺めながらも、要塞への道を一人探す…

日没までまだ時間はあるし、『要塞行ってもいいでしょか?』

娘は必ずそうくると思っていたようでして。快くOKを。いいやつだ。

 

 

ここにもあるのですが、ここより第二砲台跡を先にでして。

つつじ山駐車場という看板を信じ、放送局建物の横から細い道に入りまして。

不安。

 

 

 あそこか?あそこなのか?

で、この道は続いてるのか?

これを写したのが15時34分。日没はだいたい16時50分頃と予測。

日没30分前にはきっちり戻ってきたい。どれくらいであそこに着くんだ?

と、娘が向こうの山肌に人影を発見。あそこだ。間違いないっ。

 

 

 

 疲れてるし、急な下りで股関節やばやばだったんですけど、必死(笑)。

普段の倍のスピードで下りましたわ。

 

 

と。

突然前方にお地蔵さんたちが。

 

 

函館山権現。

ここは予備知識全く無しだったので、かなりびっくりしました。

 

 

 

 

その近くに、西国三十三観音像。これは知ってましたが、ここでお目にかかれるとは。

ちなみに函館山が要塞として使われていた時は湯の川に移され、

戦後新たにお山に再安置されたそうです。

 

 ここを過ぎ、車道を横断し、つつじ山駐車場へ。

って、ただの駐車場ででら不安に。間違えたか?他に、もっと奥に抜け道でもあるのか?

なんてハラハラどきどき見渡しますと。

あった、奥に看板、案内、間違いない、ここよ、ここっ。

 

 

撮影時刻が15時43分となってますから、早歩き10分くらいで着いたってことでしょか。

 

 

 

 

今さらですが、この上の復元鳥瞰図と歩き写した写真を見比べると、思わず納得。

写した順番で載せていきます。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでが端というか、まぁそういう部分で、この先に砲台跡が。

 

 

 

きたっ。見えたっ。

思わず身震い。ついに来たっ。娘に感謝。

 

 

 

 

 

このように円いテーブル部分が砲座跡で2×3箇所ありまして。

(ちなみに娘の記憶なのですが、語るところによると、『私確か小学校の遠足でここでお弁当食べた』と。

 あ、確かに大勢の子供のお弁当タイムにはいい場所かもと。羨ましいというか、意外な記憶発掘か)

 

 

これよ、これ。昨日のパンフレット載っていたやつです。親切なブログを目指しておりますっ、はいっ。

見比べると、なんだか唸ってしまったんですけど、いかがでしょ。

あ!お!上の現在の写真は娘が写したやつんですけど、かなり同じ場所から写してた?もちろん偶然ですけど。

見れば見るほど同じような位置というか場所で写してるっ。わ、びっくりっ。凄いぞ、娘っ。

 

 

 

 

 

階段は全てロープが張ってあり立ち入り禁止となってました。

 この下のアーチの部分、これはなんだったんでしょ。

 

 

 

で、穴。

この半円にカーブした石壁が3つあって、どれも穴が開いてるのよ。

覗いて納得。

 

 

 

ほら、隣の砲座のある石壁まで穴が開き繋がっている。

これって伝令というか、糸電話じゃないし、あぁなんて言うんでしょ、ダイレクトに声が伝わる細工なんじゃないかと。

って当てずっぽうの素人の発想ですけど。本来の穴の正しい意味はわかりませんので。 

 …どうやって真っ直ぐ向こうまで穴を開けたのでしょ。曲がりましたぁでは許されないでしょし…

 

 

 

 

 

横に行くと展望所となってました。

 

 

 

 

 確かに眺めがいい。というか、だから要塞を作ったのでしょけど。

 

 

 奥から見る函館山。

(裏函館山にも行ってきましたので後日に)

いやぁ、綺麗。

さすがに娘もここは来て良かったと。

うん。そうだそうだ。たまには母に連れまわされてもいいことありだろ。

 

 

 

 

かなり広かったです。

函館山に観光で来る人で、この要塞の存在を知っている人ってどれくらいいるのかな。

そのうち興味を持つ人となると。

 

染まってきた。

 

 

なんとなく人面石に見えてしまうのは私だけ?

 

 

ここにもお地蔵さんが。

 

 

終了。明るいうちに間にあってよかった。

 

 

山頂に戻ってこれを写したのが16時18分。

約40分のダッシュ見学だったのか(笑)。

娘が笑いながら、

『あなたねぇ、ほんと怖かったから(笑)。もう急ぐ後姿、要塞に取り憑かれていたから(笑)。』

いえね、お山で日が落ちるのは速いですし、落ちるその前にどっと暗くなる。

確実に明るいうちにと急いでいただけなんですけど(笑)。

このあと夜景を見て下に下りたら雨となりました。

 

いやぁ、やっぱり千畳敷行きたいなぁ。その他の場所も行きたいなぁ。

ここ御殿山第二砲台跡は山頂から近いですから。

車なら途中ですし。

せっかく函館山を訪れるのなら、ぜひここもとプッシュしたくなるのですが。

ってこれって好みの問題ってやつでしょか。

以上津軽要塞(函館要塞)御殿山第二砲台跡でした。

 

 

 


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