本日二本目の投稿となります。
ウィンドウズ10への移行がすんなりいくのかとんでもないことになるのか(おそらく後者)、
とりあえず使えている今のうちにさささっとこの17ページシリーズを仕上げてしまおうと思っています。
いやぁ本を読む時間もなくなりそうなのにまた図書館から予約の本が4冊も届いていて、
これは読まずに返却再予約ということになりそう。
そこまで読みたい本なのかどうかも吟味する必要もあり?
では6行目も省略、こんな本を読んだということで。
わたしの容れもの/角田光代
角田さんの書く肉体体育会系の話は好きなのですが、
文庫本あとがきに「尺骨にヒビがはいってギプスとなった」と書いてあった。
尺骨は小指側の骨、私は橈骨親指側、あらら角田さんもギプス生活だったんだと笑ってしまった。
しかし仕事柄右手ギプスは厳しかっただろうな。
返却してしまったのでちょっと不確かなところはあるけれど、
転んだ翌々日にフルマラソンに出走してきたそうで、そのときはそこまで痛みもなく、
まさか骨折(不全骨折つまりヒビ)しているとは思わなかったそうだ。
その後に痛みがとれず整形にいったらヒビだったそうで。
なんといってもあとがきに数行だったので、このことに関してもっと書いてある文章は存在するのか。
あるのなら絶対読んでみたい。
ちなみに角田さんも読んだ本の内容はほとんど忘れるそうで、なぜか安心した(笑)。
流されるにもホドがある/北大路公子
先日読んだ藤田香織さんの「だらしな日記」から派生して飛ばし読み。
マリー・アントワネットと悲運の王子/川島ルミ子
ブックオフで見つけた1冊。川島ルミ子さんの本は初めてなのだけれど、
知っていることの確認だったかな。
元の資料のことを考えるとそうなってしまうのだろうけど。
シェイプ・オブ・ウィーター/ギルレモ・デル・トロ ダニエル・クラウス 阿部清美訳
先に映画を観ていたので場面場面に馴染みやすかったけれど観ていなかったのならどんな印象を持ったのか。
好きになる本というのは大抵始めの数ページで勘というか予感というか臭うぞとそんなものを感じるのだけれど、
この本もそうで大当たりの一冊でした。
ファンタジーやロマンスものを好んで読むほうではないけれど、たまたまそうだっただけでこれは好き。
映画と違い個々の途上人物の背景が物語が描かれていて、だれもみな問題を抱えて生きている。
私としてはジャイルズに共感してしまうことが多いのは歳が近いせいか。
彩りが豊かなのに意外とでてくる匂いは薄かったかも。
にしてもこういう本が好きといえる一冊が増えたのは嬉しいことです。
ガラスの城の子どもたち/ジャネット・ウォールズ 古草秀子訳
映画化されているそうだけど全く予備知識なしで読んでみた。
両親の強い信条のもとで4人の子供たちは育てられるのだけれど、
いや育てられるという言葉は間違っているかかな、機能不全家庭、ネグレクト。
収入のない家庭、定職につかぬ父、育児放棄の母。
クラスメートのお弁当を盗み食いし、ゴミをあさり、万引きもする。
もう酷い状況なのだけれど、暗くじめじめした内容になることなく、
そして非行に走ることをせず、兄弟の上から順に違う生活を求め家を出て自力で独立する。
いままで読んだ本のなかで一番酷い虐待だったにも関わらず読後感はなかなかです。
ちなみにこのガラスの城とはセンチメンタルな例えではなく、
父親がいつか砂漠に建てるといい続けた家族の家のことです。
ああ現実から目を背けるように書いてしまった。
ああ一体何から手をつければいいのやら。
まずはわかりやすく解説してあるサイトを探そう。
以上、ウィンドウズ10移行というパニックに陥りそうな277回目でした。