毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

丈夫じゃない本

2016-08-21 23:55:55 | パワーアップしたい日々 2016

 

私のクセというか、本を読む時必ずすることがあって、

それは本をがっつり開くことなんです。

文庫本であれ、単行本であれ、雑誌でも楽譜でも、真ん中から右ページ左ページ真っ平らになるほど全開させる。

人でたとえるならべたーっと開脚、見事な股割りって感じでしょか。

 

で。

 

 

 

新潮文庫。

新潮文庫のいいところはスピン(栞)がついているところ。

これは親切でありがたいのですが、

 

 

 

 

 

新潮文庫はのどの糊が薄いのか、本を全開すると、割れます。

のど割れというらしいのですが、一冊読み終えるまでにページがぴらぴら落ちてしまいます。

すぐ手元にある文春文庫、集英社文庫、講談社文庫で試しにがっつり真っ平らに開いてみましたが、

問題なし。

前々から新潮文庫は慎重にやるようにしているんですけど、あっという間に裂けます割れます。

あまりここまで開いて読むのは少数派かな。

図書館の本は全力ではやらないけれど、適度に開いてなかったら気が済まない。

 

ピアノの先生の影響なんです。

譜面台に厚い楽譜を載せ安定させ、かつ、途中でゆら~っとページが捲れてこないようにするには、

きっちり真ん中で徹底的に開くこと、これをやっていないと注意される。

手のひら、ぐう、ボールペンなどのキャップを使い、ごしごししごいて美しく開く。

楽譜はいつもこうしているのでぶわぶわにはならない。

あ、そういえば弱そうな楽譜もあったな、あれはどこの楽譜だろ。そういうのは加減してますが。手加減だな。

 

新潮文庫は気をつけてやっているんですけどねー、また今日も分解してしまった。

って、今読んでいるのは古い新潮文庫なので、

最新の新潮文庫は改善されているかもしれませんが。

そこまで開いて読むのって私ぐらいでしょか。