毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

藻岩山

2007-12-10 20:57:57 | ご近所山
昨夜遅く、無性に藻岩山へ行きたくなった。いつも読ませていただいている方のブログ、ほんと参考にさせていただいてるんですけど、読んでる最中に発火です。
朝からごそごそと用意をしてたら、こんな日に何故か『宮嶋さん→不肖・宮嶋』が特ダネに出てるじゃない…誘惑を断ち切って出発です。

今日は旭山公園から上ります。
登山道に入ってすぐお出迎えが…




なんか、ぞ~ろぞ~ろって感じ。ちょっと不気味でした。

道の様子は、今朝方ちょっと降った雪が、昨日の固まった雪の上にほわほわでして、アイゼンをつけるほどでもなさそう(とりあえず上りはね)。慎重に進めば私でもOKでした。




風はほぼ無風状態。なのに鼻水が止まりません。
耐えて耐えて限界でぶぅ~っとかむ。何回立ち止まって鼻をかんだことでしょか。





倒木。何度見ても、3年前の台風の物凄さを感じずにはいられません。
我が家の周りも木や電柱が倒れ、停電&断水で大変だったっけ。




歩いていく道、歩いてきた道が遠くに見えるって、すっごく好きです。
藻岩山では馬の背へ向かうこの部分。細けりゃ細いほどいい。夏道の、生い茂る草の間に一本の筋ってのもいい。来年はいくつそんな山に出会えるのかな。

無事コケずに山頂到着。



テーブルもベンチも撤去、おまけに観光客も他の登山者もいない。
ひとりじめだいっ。プチ藻岩山ができてました(笑)。




いつもは撮らない方向を。あれは豊平川ですね。




こういう風景に出会うと手を合わせて拝みたくなるのは日本人の習性?
『お天道様は見ている』、この言葉、古臭いけど好きです。

さて、おにぎり何処で食べましょか。
下にあるベンチは満員、登山者小屋を除いてみると隙間がある。
私、この小屋入ったこと無いんですよ。いつもおばさま達グループと思われる人達がいて。
なんだか入りにくい雰囲気というか、勝手に身を引いて?いたんです。

外から覗くと、中にいたおじいさんがニコニコ顔でおいでおいでをしてくれる。
こりゃ大丈夫そうだ。意を決し(大袈裟か?)『こんにちは~お邪魔します』と戸を開けました。

中には三人のおじいさんというかおじじさまとご夫婦が一組。
なんか皆さん優しくて、柔和なお顔と雰囲気はまるで七福神みたいで、ここは宝船?
いえ、真面目におじじさま達、似てましたね、布袋様?恵比寿様?寿老人?
座った途端、熱いコーヒーをだしてくれるし、お菓子はいただくし。
今日に限って私、お菓子を用意してない。ご馳走になりっぱなしでした。

こんな温かい人達が小屋にいるのなら、ここにくるのが楽しみになりそう。
今度から敬遠しないで覗いてみよう。

帰りは慈恵会コースから。
馬の背のベンチで軽アイゼンを装着。こちらのコースは人が多く歩くので滑りそうな予感が。
って、ここに着くまでも滑るというか、足が流れておっとっとっとだったんですけどね。




今日は初物が三点あります。
①、スパッツ ②、トレッキングポールの雪用バスケット(今朝必死で取り替えた)
③、先月買ったnewザック



↑は帰宅直後に撮った写真。デカいです。こんなにデカいのにおやつ忘れるか。
荷物のほとんどは「いざ」という時用。着替えの服とか靴下の予備とか…
食料と水と備品だけなら、今までので間にあうんですけど、なにせ心配性なもんでして…




一緒にバス待ちをしてくれたお花さん。
この後神宮さんでお参りをして、六花亭でおやつをいただいて帰りました。
今日は韓国人観光客の一団が。話しかけようかと思ったけど、私鼻タレなのでパス。
完全防寒、北海道人より重装備でした。釜山からかな?ソウルからならこれほど完全防寒ではないのでは。

帰宅して速攻お風呂。なんとも言えませんな、この山の後のお風呂は。
でも、ほっぺが熱をもっている。こりゃ完全日焼けしましたね、ありゃ~。
今度は日焼け止めの厚塗りで行かなければ…一年中日焼けなんて…恐ろしい…